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おすすめPCケースの選び方【2024年最新版】

更新日:2024.04.17

パソコンの自作をするうえで欠かせないパーツの1つであるPCケース。
以前までは黒くシンプルなケースが多かったですが、近年ではガラス張りのモデルや、白くて見た目もオシャレなケースが増えています。
今回は、選び方やメーカー別などおすすめのPCケースを紹介します。

おすすめ情報

PCケースの基礎知識

PCケースの基礎知識

PCケースはマザーボードをはじめ、グラフィックボードやCPU、メモリなどの各種パーツを内部に収納するケースです。
自作パソコンの見た目や使い勝手を決めるパーツで、設置した時のサイズ感や取り付けられるマザーボードのサイズ、USBポート数などが決まるため、自作パソコンの充実度や使い勝手に大きく影響します。
最近のPCケースでは、ピラーレスと呼ばれる前面や側面がガラスなどの透明素材でパソコン内部を見せるタイプのケースも増えてきています。ケースの中までこだわりたい場合はそういった商品を選択しましょう。

PCケースの選び方

PCケースの見た目で選ぶ

PCケースは、自作パソコンの完成後もデスクの上など目に入る場所に設置するため、見た目で選ぶのはとても大事です。
ケースの柱を減らして内部がよく見えるように作られた「ピラーレス」モデルやLEDライトを搭載したケースなどが人気となっています。
使いたいPCパーツが決まっていたり、できるだけコンパクトサイズにしたいなど他に優先する内容がなければ、まずは見た目でPCケースを選ぶことで長い間ずっと満足して使える自作パソコンを作ることができます。

PCケースの見た目で選ぶ
注目の「ピラーレス」PCケース

通常のPCケースではケースを支えるピラー(支柱)が四隅にありますが、ピラーレスPCケースはおもに左前面にある支柱を取り除き、フロントと左側面をガラスパネルなどの透明素材で一体化する構造のケースです。
このピラー(支柱)を取り除く構造から「ピラーレスPCケース」と呼ばれます。
前面と左側面を一体化して見せることができるため、ケース内部を美しく“魅せる”ことができるので最近流行のPCケースです。

ピラーレスPCケース 商品一覧はこちら

ピラーレスPCケース

PCケースのサイズで選ぶ

PCケースをサイズで選ぶ際に、一番大事なのは使用するマザーボードの規格サイズです。このマザーボードの規格サイズによって、使用可能なPCケースが大きく分けられています。
基本的に大きな規格サイズのマザーボードが搭載可能なら、小さい規格サイズのマザーボードも搭載可能です。マザーボードのサイズに比べてPCケースのサイズがあまりにも大きすぎるとバランスも悪くなりますので、できるだけマザーボードとジャストサイズのPCケースを選ぶのがオススメです。

フルタワーPCケース

フルタワー型のPCケースはサイズが大きく拡張性に優れたPCケースです。拡張性が高いので大型のCPUクーラーやグラフィックボードを複数搭載できる等、多くのパーツを装着できます。
また、筐体が大きいので、中のケーブルの配線などもメンテナンスもやりやすいのもポイントです。
ただ、サイズが大きいのであらかじめ設置場所の確保はしておきましょう。

対応マザーボード [E-ATX]

「ATXを拡張させた規格」という意味のExtended-ATXのことで、ATXから横幅がさらに最大約9cm長くできるサイズです。大きさは最大でW330mm×H305mm。
現在の自作系マザーボードでは、ATXを右に3cmほど大きくした277×305mm程度のサイズがほとんどです。
メモリスロットを8本装備しているようなハイエンドシリーズや、水冷ブロックを搭載した製品などで一部使われており、オーバークロック用スイッチなどを付けた商品が多いです。

E-ATX対応 PCケースを見る

E-ATX マザーボード
対応マザーボード [ATX]

大きさはW244mm×H305mmであり、たまに横幅が規格より短いものもあります。PCI-Expressなどの拡張スロットが多く使用できるため拡張性が高く、自作パーツでは一般的に一番多く販売されているサイズです。
最近はグラフィックボードのヒートシンクが大型化している傾向にあり、アッパーミドル以上のグラフィックボードは2〜3スロット占有します。そのため、HDMIキャプチャーやサウンドカード、RAIDカードなど、PCI-Expressスロットを使用する製品をいくつか検討している場合はATXサイズのマザーボードを選ぶのがオススメです。

ATX対応 PCケースを見る

ATX マザーボード

ミドルタワーPCケース

ミドルタワーPCケース自作PCでよく使われるケースです。程よい大きさで拡張性も高くミニタワーPCケースよ一回り大きいサイズとなります。
PCケースメーカーより安いケースから高いケースまで幅広く展開しており、予算に合わせて選ぶことができます。
殆どのマザーボードに対応してるので自作PC初心者のかたにもおすすめです

対応マザーボード[Micro-ATX]

ATXから拡張スロットの下3スロットをなくしたもので、サイズは244mm×244mmの正方形が一般的です。ネジ穴はATXと共通なので、ATX対応の大きいケースにMicro-ATXマザーボードを入れることも可能です。
大型のグラフィックボードを搭載せずに、ローエンドGPUやCPU内蔵グラフィクスで運用を考えている方にオススメです。

Micro-ATX対応 ミドルタワーPCケースを見る

Micro-ATX マザーボード

コンパクトPCケース

コンパクトPCケースにはキューブ型やスリム型など様々な形のPCケースがあります。フルタワー型に比べてコンパクトなのが人気ですが、その分拡張性が低いPCケースです。
省スペースで設置でき部屋のインテリアに合わせた方におすすめです。

対応マザーボード [Mini-ITX]

拡張スロットが1つしかない小さいマザーボードで、サイズは170mm×170mmの小さい正方形です。メモリスロットは2つのみ、基板が小さいためM.2スロットも少なく、実装部品も詰め込まれています。
ケースが小さくてかわいいMini-ITX専用のPCケースなどを使用したい、なるべくパソコンを小さくしたいなどの意図がある場合にオススメです。
ただしMini-ITXケースは小さくするために配線スペースの狭さや特殊な構造のために組み立てが大変な場合が多く、通常用途や最初の自作PCとしてはあまりオススメしません。ケースの仕様上、グラフィックボードも制限がある場合が多く、拡張性はほぼ無いので注意が必要です。

Mini-ITX対応 コンパクトPCケースを見る

Mini-ITX マザーボード

PCケースの冷却性能で選ぶ/静音性で選ぶ

冷却性能の高いPCケースには、天板やサイドパネルにメッシュ加工が施され通気性が高いケースや、ケースファンの搭載可能数が多くケース内の熱を排気しやすいエアフローが考慮されているPCケースがオススメです。
冷却性能が足りないと、熱暴走によるパフォーマンスの低下やパーツの寿命に影響するので注意が必要。冷却性能を重視したい方は、風量が多い140mmクラスのファンや、水冷式を搭載できるPCケースを選ぶのがおすすめです。 また、PCケースのなかにはメッシュ加工が施されたモノも存在。サイドにもメッシュ加工がされていると、より風通しが良くなります。一方で、冷却性能を重視すると音が気になりやすい点には留意が必要です。

冷却性能を重視

PCケースの静音性で選ぶ

自作パソコンは一日中電源を入れている場合も多く、置く場所が自室や書斎などの周囲音が少ない場合はパソコンの動作音が気になりがちです。静音性を重視したい場合には、密閉性の高いPCケースがおすすめです。
パネルがメッシュでは無く、スチールやガラスなどの音が漏れにくい素材でできているPCケースを選びましょう。 パーツも一緒に買いそろえる場合には、静音性がウリのケース用ファン、また水冷CPUクーラーの採用もオススメです。 また、パネルに吸音材が付けいているケースや、前面パネルが2層構造になっているケースなどもオススメです。

静音性を重視

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主なPCケースのメーカー

ANTEC(アンテック)

ANTECのPCケースは、デザイン性に優れたPCケースを多く販売しており、好みやニーズに応じてさまざまなスタイルのPCケースを購入できます。静音性に優れた一部のモデルは静音ファンや吸音材を使用していますので、静かな自作PCを作るのにもオススメです。

ANTEC(アンテック) PCケース一覧

ZALMAN(ザルマン)

ZALMAN社は、1999年に創業した韓国メーカーであり、優れた冷却技術とユーザーエクスペリエンスを提供しています。製品のデザイン、設計、低ノイズでPCを冷却するノウハウ、全て自社内で行っています。 全世界でTOP10に入る、PC周辺機器と冷却機器のメーカーです。

ZALMAN(ザルマン) PCケース一覧

Thermaltake(サーマルテイク)

Thermaltakeは1999年1月に台湾で設立され、世界市場へ製品の提供を続けています。Thermaltakeはシステムの効率改善、ユーザーのPCポンテンシャルを最大に引き出す、美的で高品質製品を設計します。革新的なデザインと独特のスタイルを一貫し、IY市場での話題と、トレンドリーダーの関心を集める、世界中のユーザーに定評のあるメーカーです。

Thermaltake(サーマルテイク) PCケース一覧

Cooler Master(クーラーマスター)

Cooler Master Technology社は、台湾に本社を構える総合パーツメーカーです。自作パソコン向けのCPUクーラーをはじめ、PCケース、電源ユニット、タブレット端末向けの周辺機器などの開発及び販売を行っています。

クーラーマスター PCケース一覧

FRACTAL DESIGN(フラクタルデザイン)

Fractal Designはスウェーデンに本社を置くメーカーでPCケースをはじめ、数多くのPC関連アクセサリー製品を販売しています。特徴として北欧デザインの象徴でもある、シンプルでエレガントなデザインのものがおおいメーカーです。

FRACTAL DESIGN(フラクタルデザイン) PCケース一覧

Silver Stone(シルバーストーン)

SilverStoneはPCケースのみならず、設計と品質にこだわった豊富なPCパーツを取り揃えているメーカーです。ほとんどのパーツが揃うためCPUやVGA、モニター、キーボード、マウスなどの周辺機器を別途購入するればすぐに組み立てられるほど豊富なラインナップをそろえています。

Silver Stone(シルバーストーン) PCケース一覧

おすすめPCケース

ピラーレスPCケース

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LED搭載PCケース

ATX対応PCケース

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Micro-ATX対応PCケース

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mini-ITX対応PCケース

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