テレワーク環境を快適に業務効率を上げる方法とは
【IT情報サービスのDX活用事例も併せて紹介】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの企業でリモートワークが導入されました。
その中でも「コロナ禍が終息すれば、また出社・出勤に戻るだろう」と考えた企業も多かったと思います。
しかし現実は、リモートワーク・テレワークも活用しながら働き方を変えていく方針を打ち出す企業が増え、新たな働き方としてリモートワークを活用していくことが重要になってきました。
リモートワークの言葉の定義に、「チームで働く」という意味が込められ、個々においては「出社の負担を減らす」とされています。

遠く離れていても、チームで1つのプロジェクトを遂行していくことが重要で、インターネットに繋がる環境下を構築するだけでは効率性やパフォーマンスを高めることは出来ません。
テレワーク環境の大きな利点としては、通勤の時間を省き「場所」「時間」「雇用形態」などの制約を受けにくく柔軟な働き方ができる点です。政府も提唱する「働き方改革法案」に沿って、社内規定の見直しも必要になってきています。

リモートワーク・テレワークの形態　【参照】日本テレワーク協会｜「テレワークとは」

�@在宅勤務→自宅で就業する働き方
�Aモバイルワーク→施設に縛られず、場所と時間が自由な働き方
�Bサテライト/コワーキング→サテライトオフィスやコワーキングスペースで就業する働き方
�Cワーケーション→リゾートやバケーションを楽しめる地域で就業する働き方

そもそも、リモートワークはコロナ前から政府が提唱する「働き方改革」で推奨されていました。 企業にとっても、出社の必要性がない業務が発見され、交通費や施設費等の諸経費を削減できます。
今後は、リモートワーク・テレワークの導入をすることが目的であったことに対して、職種や業態によって最適なテレワーク環境を設計してあげることが更なる業務パフォーマンス向上に繋がると思います。
エンジニアやクリエイティブな業務も多いIT情報サービス業界にフォーカスをあてていくつか事例を紹介していきます。

リモートワーク・テレワークの普及が進み、「従業員間のコミュニケーションが取れない」「プライベートと仕事の切り替えが難しい」「勤務状況の把握が出来ない」「オフィスで働いていた時と同じ環境の整備が出来ない」など様々な課題も散見しています。
テレワークをより快適に、業務効率を上げる為のアイテムをこちらでいくつか紹介します。

�@可動域のあるデュアル（拡張）モニター
└ 支給されているパソコンのモニタ以外に拡張性のあるモニターがあると作業効率も上がります。特にオンライン会議を立ち上げるとモニタを占有してしまいますが、デュアルモニターがあれば議事録の記票や資料の展開などテレワーク環境では必須アイテムになります。

�Aノートパソコンスタンド
└ 自宅やモバイルワーク先では、作業場を固定出来ない方もいるかと思います。現在、オフィス環境でもフリーアドレスを導入されている企業様では両使いできるのがノートパソコンスタンドになります。作業する際にタイピングや資料作成などデスクの高さが違うと目線が安定せず腰や肩に負担が掛かり効率も低下します。 ノートパソコンスタンドを使えばパソコン本体のモニターも自分好みの高さ・角度に出来るため作業場所によって調整可能なツールとして重宝されます。

�Bコミュニケーション・チャットツール
└ テレワーク環境でのコミュニケーション方法として、ChatWorkやLineWorksなど様々なアプリは存在していますが、Webのオンライン会議で使われるZoomにもチャット機能が備わっています。これらのツールは社内で使用ルール化がされていなかったり、使い方が属人化されるため導入と合わせサポートも必要になってきます。

IT業界は業務における過重な負荷による脳・心臓疾患や、業務における強い心理的負荷による精神障害が多い業界です。
長時間労働の要因のひとつとして、受発注の仕組みやITエンジニアの仕事の特性によるところがあります。
長時間労働、従業員の負荷となっている事の原因は関係者のコミュニケーション不足が要因となっていることが多いです。
各種プロジェクトの成否はプロジェクトのマネジメントと人材の総合的な能力が鍵となります。
また、所定外労働が発生する理由として、「トラブル等の緊急対応」、「顧客対応」、「仕様変更」、「納期・予算に無理がある」等顧客に関連する理由が多くを占めていました。

労働環境を良くするための参考になる事例や対応策をダウンロード資料にまとめさせていただきました。 ぜひこの機会に一度ご確認いただければ幸いです。