【元長】 |
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「今マスターアップ前でのんびりしてます〜」 |
【うつろ】 |
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「してねぇよ!昨夜もいたよ、会社に!みなさん、発売を延ばしてしまってすいません、 すいません、すいません…」 |
【元長】 |
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「ごめんね」 |
【うつろ】 |
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「次の締め切りは厳守!あともう少し死にましょう。お盆、コミケ?なんだそれ!?」 |
【元長】 |
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「この前行ってきたけど。神月さんと少しだけ話したり」 |
【うつろ】 |
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「そ、それは許そう…。あ、神月さんは今回プリンセスブライドのデモムービーをお願いしたかた。初めてムービーのデモを作ってもらったけど、いいね、動くね、かわいいね。必見。 あ、ちゃんとおみやげ買っていった?」 |
【元長】 |
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「わ・す・れ・た。自分の本進呈した。ムービーはちょっと実験的で面白いです。 ああ、この素材をあんな風に使うかって。歌詞とも結構シンクロしてて、芸が細かいです」 |
【うつろ】 |
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「というわけで。今回は『プリンセスブライド』の原画みやま零インタビューをお送りします〜」 |
【元長】 |
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「ご結婚おめでとうございます〜」 |
【みやま】 |
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「ありがとうございます…って、いきなりそれですか」 |
【うつろ】 |
: |
「さて、おめでたい話はさておき!絵を描き始めたきっかけを教えて下さい」 |
【みやま】 |
: |
「小学校の頃、友達と二人で自由帳にSDガ○ダムの漫画を書いていたんですよ。 それがきっかけと言えばきっかけでしょうかねぇ?」 |
【うつろ】 |
: |
「それは今回のキャラデザインに影響を与えていますか?」 |
【みやま】 |
: |
「ありえないですし」 |
【うつろ】 |
: |
「そうでしたか、なるほど…ふむふむ。では次の質問です。現在に至るまでの経緯を教えて下さい。女の子を描き始めたのはいつ頃からですか?なにかに影響を受けてとか?」 |
【みやま】 |
: |
「SDガン○ムの頃にハ○ーン様を描いていましたが、意識して女の子描くようになったのは中学校に入る頃ですね。影響を受けていた作品は魍魎戦記マ○ラです。ヒミカが好きだったんですよ」 |
【うつろ】 |
: |
「そうか…愛生のデザインの原点はキュ○レイだったんですね。言われてみれば…なるほどですね」 |
【みやま】 |
: |
「いや…それもありえないですし」 |
【うつろ】 |
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「中学以降も絵は描き続けていたのですか?」 |
【みやま】 |
: |
「描いていたといえば描いていましたが…基本的に学校の机に落書きしていた程度ですね。良く先生には注意されていました。先生の目の前の席でも描いてましたし」 |
【うつろ】 |
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「なるほど…それが今の『プリンセスブライド』のキャラデザに…(以下略)。…で、プロの原画家として仕事をするようになって心境の変化などはありましたか?机はスキャニングしにくいですね」 |
【みやま】 |
: |
「まだプロと言われてもどうにも実感がわかないんですよね。もっと上手く描きたいのに描けなくて試行錯誤していますけど、プロならもっと上手いものじゃないのかって云う意識がありまして」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…それでは今回特に苦労した点などあれば聞かせて下さいますか?」 |
【みやま】 |
: |
「葛城がなかなか可愛く描けなかったのです。髪の毛も左右非対称ですし」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…非対称だと難しいものなんですね。ガズア○・ガズエ○みたいなものでしょうか?」 |
【みやま】 |
: |
「最初のうちは顔が左向きのときと右向きのときで髪型もちゃんと整合性を取っていたのですが、途中から面倒になってきたので、どっちを向いていても同じように描くようにしました。鉄腕ア○ムみたいなものです(笑)」 |
【うつろ】 |
: |
「すると葛城の髪型はみやまさんが頭を洗っているときに…(以下略)。逆にここは楽しかったという点はありますか?」 |
【みやま】 |
: |
「端役ですけど、クラスメートの3人娘は描いてて楽しかったですね。3人のうち藤原紅緒は実は、昔同人で描いたキャラを少しいじっただけです」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…では知る人ぞ知るという感じでしょうか。キャラクターといえばみやまさん的にお気に入りといえば誰でしょう?」 |
【みやま】 |
: |
「枝絵留です。あまり喋らなくて淡いカラーのキャラクターって好きなんですよ。 それと、すこしドイツですし」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…ほかのキャラにも一言ずつお願いできますか?」 |
【みやま】 |
: |
「そうですね…聖も実は描きにくかったのでちょっと憎いキャラです。どこが…とは言い難いのですが、描いても何かもうちょっと満足しきれないような。絵的に癖のあるキャラの方が描き易いですね」 |
【うつろ】 |
: |
「聖はもともとスタンダードなヒロイン像をという発注でしたしね」 |
【みやま】 |
: |
「部品のはっきりしている遥奈はそういう点で描きやすかったですよ。胸が大きいのはネックですけど。そういえば胸と言えば、全体にもっとなくっても良かったんじゃないかって云う後悔が…。後半に描いた原画では遥奈以外はこっそり意識して胸を小さくしていました(笑)」 |
【うつろ】 |
: |
「こっそり小さくされてしまいました。でも大丈夫です、もともとそういうゲームですから!」 |
【みやま】 |
: |
「しまった!OKだったなら、愛生なんか特にもっとぺたにしておくべきだった(笑)」 |
【うつろ】 |
: |
「大丈夫です、理人ちゃんがつるぺたです!」 |
【みやま】 |
: |
「そこは喜んでいいところかどうか…。そういえば理人は何か描きやすいキャラでしたね。 描くときは完璧に女の子のつもりで描いてましたけど、できてみればちゃんと少年っぽい感じもあって良かったです」 |
【うつろ】 |
: |
「まさに第六のヒロインですね。当然ボイスありで。それでは最後に原画家から見た『プリンセスブライド』の魅力を一言いただきたいと思います」 |
【みやま】 |
: |
「やっぱり理人の存在ですね。これだけHのとき主導権を握られてる主人公も珍しいんじゃないかと。どっちがヒロインなんだか(笑)」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…ありがとうございました。それでは…」 |
【元長】 |
: |
「プロポーズの言葉は?」 |
【みやま】 |
: |
「それは…(汗)」 |
【うつろ】 |
: |
「なるほど…それが今回のキャラデザにも影響を…」 |
【みやま】 |
: |
「だからありえませんって」 |
そんなこんなで『プリンセスブライド』は9月26日発売です。
みなさん、よろしくお願いします。
あと幸多かれ〜
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