商品について
ディスクリートアンプ搭載Bluetooth対応CDレシーバー
ディスクリートアンプ搭載Bluetooth対応CDレシーバー
■Bluetooth対応機器とのワイヤレス接続が可能
お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンなどのBluetooth対応機器とワイヤレスで接続することで、本機から離れた場所にいても、メールやウェブサイトを眺めながら音楽をお楽しみいただけます。
■高精度CDメカニズム
CDプレーヤー部には、Hi-Fiオーディオ機器の開発で培った制振技術を活かし、ディスクに記録された信号を高精度に読み取るメカニズムを搭載。CDのほか、MP3ファイルやWMAファイルを記録したCD-RやCD-RWを再生することもできます。※ 書き込み状態の悪いディスクなど、一部再生できない場合があります。
■2系統の光デジタル入力
最大192kHz/24bitのリニアPCM入力に対応する光デジタル入力を2系統搭載。テレビやパソコン、ポータブルオーディオプレーヤーと本機を光デジタルケーブル(別売)で接続すれば、さまざまなコンテンツを高音質で楽しめます。
■30 W + 30 W ディスクリートパワーアンプ
本機の開発において、よりHi-Fiコンポーネントに近いスペック、パフォーマンスを実現するために、パワーアンプには新たにディスクリート回路を採用しました。ノイズフロアはRCD-M40の50%以下にまで抑えられ、サウンドステージの透明感が向上。
■ゲインコントロール機能搭載の高性能ヘッドホンアンプ
ヘッドホンでも高音質な音楽再生を楽しめるように、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載しました。インピーダンスの高いヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。※ ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカー端子から音が出なくなります。
■金メッキスピーカー端子
スピーカー端子には、バナナプラグにも対応する金メッキ処理のスクリュータイプを採用
■「ワイドFM」対応FM/AMラジオチューナー
FM/AMラジオチューナーを搭載しておりラジオも楽しめます。95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。また、最大で40の放送局をプリセット登録できます。
デノン「D-M41」は、CDレシーバー「RCD-M41」とスピーカー「SC-M41」で構成されたミニコンポ。Hi-Fi技術の投入による本格的サウンドで高い評価を得てきた“D-M”シリーズの最新モデルだ。
音質の要となるアンプには、このサイズや価格帯では異例の、ディスクリート・アナログ・パワーアンプを採用するなどして大幅に強化。また、プレミアムクラスのHi-Fiオーディオも担当する同社のサウンドマネージャーと音質担当エンジニアがサウンドチューニングを追い込んだ。結果、ノイズフロアは前モデルの50%以下となっている。
ソースは音楽CD、192kHz/24bit対応の光デジタル入力、アナログ入力、ワイドFM対応のAM/FMチューナーに対応。テレビの音声を本機で楽しんだり、ポータブルプレーヤーやUSB-DACも接続できる。
機能面での最大の進化は、Bluetooth対応だ。コーデックはSBCと、iPhoneなどとの高音質伝送を可能にするAACもサポート。なお、前機種で搭載していた前面USB端子は廃止された。
音質チェックでは、音楽CD『ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック』を聴いたのだが、ミニコンポという範疇を軽く超えたその表現力に驚かされた。「アナザー・デイ・オブ・サン」は、ピアノの音色表現は豊かで、低域もタイトに締まる。何より楽曲の情報を高解像度かつダイナミックに引き出している。女性・男性と続くボーカルの描き分けも巧みだ。これまでのデノン流のパワフルさに加えて、立体的なサウンドステージまで再現している。
「サムワン・イン・ザ・クラウド」を聴くと、音の立ち上がりの早さに加えて、楽曲後半の“静”のパートの静けさを表現できていることにも驚いた。「ミアとセバスチャンのテーマ」では、ゆったりと響くピアノの調べから、弾けるような激しい演奏まで、音の強弱を豊かに描き分ける。
次にiPhone 7と組み合わせてBluetooth再生を試してみると、RCD-M41の再生クオリティが高いだけにCDとの音質差はわかりやすいが、日常的なリスニングには十分以上の音質だ。
本機は価格を考えると、飛び抜けて音が良いモデルだ。デノンのHi-Fiコンポーネントから継承した技術とサウンドチューニング、そしてBluetooth対応と、このクラスで最も注目すべきモデルだ。
文: 折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。