商品について
スリム&コンパクトで設置性を高めた、選べるカラーバージョンのサウンドバー
■テレビの音も楽しめる、スマホの音源も高音質で楽しめるサウンドバーに新たにお手軽さ(スリム&コンパクト)を付加価値として市場に提案していきます
■ソファ下に設置しやすい薄さを実現、さらにソファ下に設置した際に最適なサウンドになるソファモードを搭載
■これまでのサウンドバーにはありそうでなかった柔らかで優しいデザイン
■HDMI端子は非搭載、付属の光ケーブル1本で音だし可能なシンプルな接続
超コンパクトな設計で設置性の高さが特徴的なソニーのサウンドバー「HT-MT300」。テレビの音を手軽にレベルアップさせられる“はじめの一歩”として、同製品はどれくらい活用できるのだろうか?
サウンドバー本体は幅が50センチで高さが5.4センチ、奥行き10.3センチというサイズ。24インチの液晶テレビよりも短いほどコンパクトなのだ。
ワイヤレスサブウーファーは、ワイヤレスであることはもちろん、縦置き・横置きの両方に対応。かなりスリムでコンパクトなサイズゆえにソファーの下にも設置ができる。さらにユニークな機能として、ソファーの下に設置する事に最適化された「ソファモード」という機能まで搭載されている。
本機の魅力は、コンパクトさや設置性の良さだけではない。もちろんサウンドバーとして“音”もソニー流だ。
『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』を再生すると、本機の見た目以上のサウランド空間に圧倒された。
人類が母船への反撃を開始するシーンでは戦闘機の飛び交う音の移動感とキレがリアルで、まさしく画面サイズを超えるサラウンド空間に包み込まれた。バースピーカー+サブウーファーの構成の優位点を十分に感じることができた。
映画で重要な“声”の再生はどうかと、『ズートピア』の主題歌「トライ・エヴリシング」がかかるシーンを聴いた。こちらでもボーカルの表現力からすぐに高音質を実感する。また劇中曲でも本機のサブウーファーによる低音のリズムの刻みの効果も実感する。
ぜひ試して欲しい機能が「ソファモード」。オンにすると、ソファーのクッション部分の影響で変化する帯域や、バースピーカーとの音のずれを補正。最適なサウンドを体感できるようになっている。
また、「ボイス」モードはニュース番組のアナウンサーの声、ドラマの台詞なども明瞭に聞き取りやすくなる。リモコンの専用ボタンでオンオフできるが、常時オンでの使用をオススメしたい。
非常にコンパクトなバースピーカー本体部と、迫力の重低音に妥協しないスリムなサブウーファーを持ったHT-MT300。今までスペースの都合で従来のサウンドバーを導入できなかった人にも、購入候補として是非試してみてほしい注目製品だ。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。