商品について
光学専業メーカーとして100年以上の実績を持つZEISSならではの先進の光学設計でユーザーのVR体験に貢献します。
光学専業メーカーとして100年以上の実績を持つZEISSならではの先進の光学設計でユーザーのVR体験に貢献します。
■ユニバーサルトレー方式を採用
4.7インチから5.5インチまでの液晶サイズのスマートフォンに対応するユニバーサルトレー方式を採用。
■視野角約100度
可視領域全域にわたって鮮明な画質を実現
■レンズ位置調整不要
瞳孔間距離に応じた煩わしいマニュアルでのレンズ位置調整が不要
■眼鏡使用可
眼鏡をかけたまま使用可能
カールツァイスといえば、ドイツの名門光学メーカー。特にカメラ用レンズで傑作モデルを数多く世に送り出している。そんなカールツァイスが作ったのが、VRヘッドマウントディスプレイ「VR ONE Plus」だ。
VR ONE Plusの機能はものすごくシンプル。スマートフォンをユニバーサルトレーに収納し、スマホに表示された映像を見るだけだ。Googleの「Google Cardboard」に準拠している。つまり基本的な構造は、1000円くらいで買える段ボール製のゴーグルと変わりない。
なのにこんなに高いかというと、カールツァイスのレンズを搭載しているからだ。レンズはVRゴーグルにとって、とても重要な要素だ。そしてレンズをちゃんと作ろうとすると、すごくコストがかかることは、カメラ用高級レンズの価格を見ればお分かりだろう。
VR ONE Plusを使用するには、前面のトレーを引き出して、そこにiPhoneやAndroidスマホをセットする。
いよいよ使ってみる。まず外観の出来映えは素晴らしい。青地に白のZEISSロゴマークがあるだけで、高級品を所有している喜びが感じられる。
また内部が蒸れないように通気部が設けられていたり、顔と接触するクッション部が多層構造になっていたり、かんたんに取り外しできるようになっていたりと、細部に至るまで気が利いている。
装着感をチェックする。段ボール製ゴーグルは常に手で押さえておく必要があるが、VR ONEはヘッドバンドが左右方向と頭頂部に用意されており、調整も自在に行える。またゴーグル自体、見た目の存在感に比して軽量なので、長時間着けていても疲れにくい。
肝心のレンズ性能はどうか。段ボール製ゴーグルと比べると、その違いは明らかだ。解像感をキープしながら、より空間の広がりのようなものが感じられる。これこそがレンズ性能の違いだろう。
Google Cardboardをヘビーに使っているユーザーなら、装着感の高さ、画質、デザインの三拍子がそろった本機を購入して損はないだろう。逆に、これからVRをはじめようという方は、まずは段ボール型ゴーグルで試してみるのをおすすめする。
文:風間雄介
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。