商品について
格段に向上した動体捕捉力や高感度画質をはじめとする高いパフォーマンスで、幅広いシーンと被写体に対応したニコン フルサイズセンサー搭載デジタル一眼レフ フラッグシップモデル『D5』。コンパクトフラッシュタイプ(Type I、UDMA7対応)。
■さまざまな状況で狙った被写体を捉える新世代の153点AFシステム
新開発の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を採用するなど、AFシステム全体を刷新しました。153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)で広い範囲を高密度にカバー。中央のフォーカスポイントで−4 EV、その他のフォーカスポイントすべてで−3 EVを実現※しており、低輝度下やコントラストの低い被写体でもAFが可能です。また、高速演算能力を備えたAF専用エンジンの搭載や、180KピクセルRGBセンサーとの連携などにより、さまざまなシーンで高いAF性能を発揮します。テレコンバーター使用時にも、合成F値が5.6までの明るさの場合は、153点すべてのフォーカスポイントが有効です。※ISO 100、常温20℃のとき。
■約12コマ/秒の高速連続撮影性能と、飛躍的に安定した「連続撮影時のファインダー像の見やすさ」
すべての画質モード、すべてのISO感度域で、約12コマ/秒(AF・AE追従)の高速連続撮影を実現。また、新開発のミラー駆動機構を搭載し、像消失時間を大幅に短縮してファインダー像の連続性を確保するとともに像のブレを軽減しました。これまで捉え続けることが難しかった動きの変化が激しい被写体も、容易に追い続けることができます。
■高感度域まで安定して得られる高画質
新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5」により、ニコン史上最高の常用感度ISO 102400を実現。スポーツ撮影などで多用される高感度域ISO 3200〜12800でも高い画質が得られます。なお、ISO 3280000相当(Hi 5)までの増感も可能です。撮像素子の広いダイナミックレンジを余さず引き出した豊かで自然な階調表現よって、質感の表現が難しい被写体でもディテールを繊細に表現します。
■動画制作者に便利な4K UHD(3840×2160)動画機能を搭載
フルHD動画、HD動画の鮮鋭感を向上させるとともに、動画制作に携わるプロフェッショナルに便利な4K UHD動画にも対応。鮮鋭感の高い4K UHD(3840×2160):30p/25p/24p映像をカメラボディー内のメモリーカードに記録できます。非圧縮映像をHDMI出力し、外部モニターへの表示や、外部レコーダーへの記録も可能です。4K UHDの微速度動画もカメラ内で生成できます。
■現場の要請に応える、高速ワークフローを実現する機能・性能
●タッチパネル採用の3.2型約236万ドットの高精細画像モニター
画像モニターにタッチパネルを採用。大量の撮影画像を素早く確認できる「フレームアドバンスバー」や、文字入力のタッチ操作などでワークフローをサポートします。3.2型の大画面で、約236万ドットの高い解像度を達成しており、ライブビュー撮影時には、拡大表示でも極めて鮮明に表示されるのでピント確認を素早く行えます。
●有線LAN(内蔵)・無線LANともに大幅に向上した通信性能
通信システムを一新し、内蔵の有線LAN、新開発のワイヤレストランスミッター「WT-6」(別売)を併用しての無線LANの通信速度を、前機種「D4S」(2014年3月発売)と比較して2倍以上に向上させています。
■高速無線LAN通信が可能なワイヤレストランスミッター「WT-6」(別売)を用意
「D5」に接続し、画像データを無線LANでパソコン※1やFTPサーバーへ高速転送できます。通信距離は最大約200 m※2。IEEE802.11ac(2×2 VHT80)の規格に対応し、通信速度が大幅に向上しています。「Camera Control Pro 2」(別売)を用いて、パソコンからワイヤレスでカメラ操作も行えます。「WT-6」を接続した「D5」を無線LANアクセスポイントとして使用し、パソコンやスマートフォンと簡単に接続することも可能です。
※1:「Wireless Transmitter Utility」(ニコンのホームページからダウンロード)がインストールされている必要があります。
※2:無線LANアクセスポイントに大型アンテナを装備している場合。通信距離は遮蔽物や電波状態等に影響されます。
※本製品はコンパクトフラッシュタイプ(Type I、UDMA7対応)(コンパクトフラッシュのダブルスロット)になります。