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DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC搭載 フルデジタルプロセッシング・ヘッドホンアンプ
DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC搭載 フルデジタルプロセッシング・ヘッドホンアンプ
◆DDFAテクノロジー採用フルデジタルプロセッシング・ヘッドホンアンプ
◆PCM 384 kHz / 32 bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」
◆DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC
◆PCノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーター
◆DACマスター・クロック・デザイン
◆Hi-Fiコンポーネント 「NEシリーズ」にも採用された高音質カスタムパーツ
◆コスメティックデザインをアップデート
◆縦置きにも対応
「DA-310USB」は、デノン初となる単体USB-DAC「DA-300USB」の後継機。クアルコム社のフルデジタルアンプ「DDFA」の最新バージョンを、いち早くヘッドホンアンプ部に導入し、ヘッドホンアンプとしての機能を大幅に強化した。
DDFAを用いたフルデジタルプロセッシング・ヘッドホンアンプは、全てをデジタルドメインで完結する構成となっている。加えて出力カップリングコンデンサーも廃した。これらの技術により、高純度で原音に忠実なサウンドを得ることができるようになったという。
前モデルでネックとなっていたハイインピーダンス機への対応は、3段階のゲイン切り替えを設けて、600Ωクラスのヘッドホンも平然と鳴らし切る高い駆動力も獲得した。
USB入力も強化し、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDに対応。縦置き対応のボディも従来の樹脂からアルミ外装に変更された。
USB-DAC機能(ライン出力)は、TI製のDACチップ「PCM1795」を搭載し、マスタークロックデザインを採用。USB入力や同軸デジタル入力に対しては、デジタルアイソレーターも搭載する。
アナログ回路も厳選パーツで構成することで強化。デジタル/アナログ系それぞれに専用レギュレーターを用意して安定化を実施。こうした配慮がフルサイズ機と比肩する音質につながっている。
サウンドチェックは、ハイインピーダンス機を含む、人気の高級ヘッドホンを組み合わせて行った。
まずは同じくデノンのヘッドホン「AH-D7200」(試聴時は発売前ということもあり、90%の完成度のデモ機を使用)。音像の厚みとくっきりとした輪郭をバランス良く両立。高S/Nで見通しの良い音場へ、軽やかに像を描写する。低域は濃密であり、ジャズのウッドベースも胴鳴りを肉感豊かに描く。ロックのリズム隊も密度が高く、芯の厚みをきちんと表現した骨太なサウンドとして聴かせてくれる。ボーカルはハリ良く素直な太さを持つ表現で、女性のクールな口元も艶良く浮き立たせる。
11.2MHz音源では、こうした描写の細やかに加えて、とことん深いところまでリヴァーブを階調豊かにトレースする解像度の高さが感じ取れる。その一方で、個々のパートの音離れの良さや存在感がリアルな音像の肉感も適切に表現する。純正組み合わせならではの、バランスの良さと表現の豊かさを感じさせてくれる。
文:岩井 喬
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。