商品について
徹底した音へのこだわり。
不変の意志を受け継ぐ新次元の完全ワイヤレス。
■DLC(Diamond Like Carbon)コーティング振動板と純鉄ヨークを採用したCKR7TW専用設計φ11mmドライバー
■低歪でS/N比に優れたHi-Fiグレード、AKM社製DAC&ヘッドホンアンプ(AK4375)を実装
■自然な音場感を生み出すステンレス製アコースティックレジスターを導管部に採用
■音響エリアと電気エリアを分割し高解像度再生を実現するデュアルレイヤー・テクノロジー(PAT.P)
■振動板の正確な前後運動を導く真鍮スタビライザー
■内蔵バッテリーはフル充電で約6時間連続再生
充電ケースと併用で最大約15時間使用可能
■3段階のLEDで充電ケースとヘッドホンの電池残量を確認できる便利機能
■完全ワイヤレスの装着感をより安定させる3Dループサポートを付属
■スマートフォン専用アプリ「Connect」対応
Bluetoothであることを忘れる音。完全ワイヤレス新時代へ
従来の完全ワイヤレスとは、設計コンセプトがひと味もふた味も違うのだ。特筆すべきは「独立したDAC/ヘッドホンアンプの搭載」である。また振動板にはDLCコーティングが施され、真鍮スタビライザーを装備するなど、完全ワイヤレスだからと妥協しない姿勢が見て取れる。
試聴は、スマートフォン(Xperia XZ2)でコーデックにaptXを指定して行った。宇多田ヒカル「俺の彼女」(FLAC 96kHz/24bit)は、オープニングのベースが印象的。ベースという楽器ならではの微妙なうねりまで丁寧に描写され、しなやかさと密度感にリアリティを覚える。中高域にかけての情報量も多く、音場の広がりも自然。完全ワイヤレスであることを忘れる、というよりBluetoothイヤホンであることの意識が飛ぶと表現したほうが近い。
完全ワイヤレスイヤホンは、耐水能力やノイズキャンセリング機能などユーティリティ面が注目されがちだが、より深い満足を与えてくれるのはやはり「音」。本製品は、設計の斬新さと通信設計の確かさから、今後の完全ワイヤレスイヤホンのあり方を示すひとつの手本となりそうだ。
文:海上 忍
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。