商品について
インイヤータイプのヘッドフォンBeoPlay H3は、カスタム設計の10.8mmドライバーと、新しいマイクロベースポートを内蔵、音楽をダイナミックでバランスのとれたフルトーンサウンドで再現します。
◆BeoPlay H3は陽極処理を施した高純度アルミニウム製。軽量であると同時に高い耐久性と堅牢性を兼ね備えています。
◆ハイグレードのアルミニウム無垢材から削りだされ、23の通気孔が開放感のあるサウンドステージを作り出します。
※インラインリモートはiOSデバイスのみ動作致します。
B&O PLAY「BeoPlay H3」は、アルミニウムのソリッドブロックから削りだして制作したという、セミオープンバック形式のハウジングを特徴とするカナル型イヤホン。陽極処理を施したハウジングの表面には上質なヘアラインパターンを配置した。ドライバーはダイナミック型で、再生周波数帯域は20Hz?16kHzをカバーする。
プロダクトデザインはフラグシップヘッドホン「BeoPlay H6」に同じく、インダストリアルデザイナーのJakob Wagner氏が手がける。ジュエリーのように煌びやかでドレッシーなブラック/アルミニウム/レッド/ゴールドの4色を揃えた。ケーブルは長さ1.2mの固定式で、再生機側のプラグ形状はストレート。iPhone対応のマイク付コントローラーをインラインに搭載している。L/M/S/XSと4サイズのイヤーチップとフライトアダプター、キャリングケースが付属する。
精緻で広がり豊かなサウンドを実現した背景には、ハウジングの外側に設けられた26個のベンチレーションポートが特別な役割を果たしている。幾度ものトライ&エラーを繰り返しながら、最高の音響バランスが取れるよう全てのポートがベストな位置に配置されているという。
Astell&Kernのハイレゾ対応オーディオプレーヤー「AK100K2」で試聴した。ビル・エヴァンス・トリオの『Waltz for Debby』では演奏の臨場感がリアルに蘇る。低域に対する中高域のパワーバランスが絶妙で、かつ鮮度が非常に高い。ピアノは透き通ったクリスタルのような音色だ。iPod touchで聴いた音は少し繊細な印象を受けたが、ハイレゾの音源を聴くと中低域がカチっと引き締まって分厚さが乗り、堂々とした鳴りっぷりだ。ドライブ力のあるポタアンを加えてみるとさらに良いかもしれない。高域は伸びやかさとシャープさを兼ね備えている。どんな音楽を再生してもナチュラルなバランス感覚を損なわない、安定度抜群のイヤホンだ。
文:山本 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「
Phile-web」所収記事を短くまとめたものです。全文は
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