商品について
THE NEXT GENERATION OF PORTABLE AUDIO 次世代DACの登場です。
■耳の肥えたリスナーのためのバーブラウン・ハイレゾ・トゥルー・ネイティブDSD DACチップセット。
■チャンネルあたり500mWのパワーを持つデュアル・モノ・ヘッドフォン・アンプが、32オームのヘッドフォンからも600オームのヘッドフォンからも、潜在能力をフルに解き放ちます。
■PCM768kHz、DSD512までのハイレゾ・オーディオ。
■すべてのハイレゾMQAエンコード・ファイルを再生可能。
■ワイヤレスBluetooth(aptX及びAAC)がCD品質のサウンドをワイヤレスで伝送。
■互換性のある3.5mm S-バランス・ヘッドフォン出力によって、シングル・エンド・ヘッドフォンもバランス接続の利益を得ることが可能。
■アドバンスト・アナログ・シグナル・プロセス(ASP)、3D+Matrix、XBass+による、ヘッドフォンに最適化された回路。
■すべてのボリューム・レベルでフル解像度を保持する純粋なアナログ・ボリューム・コントロール。
■オーディオファイル・デジタル・フィルター:「Measure」と「Listen」の切り替え式。
■6〜8時間の再生時間を実現する、大容量の2200mAhリチウム・ポリマー・バッテリー。
■フロント・パネルのコントロール系・3.5mmヘッドフォン・ジャック(TRRSバランス対応、マイクのサポートはなし、ラインアウトに切り替え可能)。・ジャックの右の2つのRGB LEDがサンプリング・レートと選択されている入力を表示します。・ボリューム(プッシュ・ボタン付きロータリー・ノブ)。中央が半透明で、ボリュームの状態がバックライトで表示されます。・3D+Matrix/XBass+ボタンの右の2つの白色LEDが3D+Matrix/XBass+を表示します。・3D+Matrix/XBass+ボタンを押すと、「OFF」「3D+Matrix」「XBass+」「3D+Matrix及びXBass+」を順番に切り替えることができます。
■リア・パネルのコントロール系・3.5mm S/PIDF端子(同軸と光のコンボ、192kHzをサポート)。USB A OTG入力端子。・フィルター・スイッチ: 「measure」と「listen」をスライド式で切り替え。・充電用マイクロUSB接続端子(電源入力専用。急速充電用にフル充電検知機能付き)。・マイクロUSBポートの下にあるRGB LEDがバッテリーの状態を表示。
多彩な入力系統と再生可能スペックの高さ、ボリュームなどの音質対策、「MQA」への対応と、デジタルオーディオ機器として大きく3点の優位性を持つ。
MQAでエンゲゴール四重奏団 『String Quartets vol IV』を再生すると、思わず息を飲んだ。まるで目の前に4基のヴァイオリンが現れたかのような生々しい音だ。音色的な良さもあるし、抑揚表現も素晴らしい。思わず聞き入ってしまったが、目の前をみるとノートパソコンと小さなxDSDがあるだけだ。
ポータブル環境、デスクトップオーディオ環境、そして本格的なハイファイシステムにも組み込めるなど、1台で多様に使用できる。今回はスピーカーで試聴したが、その音質は予想以上に優秀だった。下手な据え置き型DACの音は凌駕していると断言できる。
ハイレゾなどのデジタルファイル、Spotifyなどのストリーミングサービスが普及しているいま、ハードウェアの大きさ・形に自由度が生まれ、有線/無線問わずさまざまな接続ができるようになった。xDSDはこれら「現在進行形」のソースに全方位的かつ最良の音質で対応する、戦闘力の高いポータブルDACだ。
文:土方久明
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。