商品について
4K/HDR対応レーザー光源で驚きの高画質を実現するフラグシップモデル
■レーザー光源採用
画質劣化の少ない光学シフトを搭載。上下96%、左右47%という広い可動範囲を実現しています。
■明るさ2.700lm
3LCD方式とレーザー光源による、色彩表現豊かで明るく、高コントラストな映像。2軸シフトテクノロジーによる4Kにより、近くで見ても精細で粒状感のない美しい映像を実現。
■2軸シフトテクノロジーによる4K
4K・HDR10+・HLG,40Gbps対応映画も4K放送も高画質で楽しめます。
映像と一体になる幸福な時間を生む、ホームシアターの名シェフ
EH-LS12000はエプソンプロジェクターの新たなフラグシップであり、その明るさを武器に、強靭で柔軟な画質を持ち、リビングから専用室まで広く対応するモデルだ。
にわかに3LCD方式と信じられない映像は、画面の隅々まで透明感に溢れ、細部の潰れ、にじみがなく、情報量にあふれている。新採用した2軸方式の4Kエンハンスメントの動作は的確で、電気的なエンハンスに伴う疑似信号がみられず、妨害要素のない、細部を慈しむことができる画質だ。
階調のきめ細かさ、豊富さも印象的で、新画像処理デバイスの「シーン適応ガンマ補正」が正確に動作していることがわかる。その描写は4K/HDR映像だけでなく、SDRにおいても妥協はない。
何より肝心なことは、映画を見ている時間、プロジェクターの存在を筆者がいつしか忘れていることだ。ホームシアターの名シェフであるとは方式でもスぺックの数字でもなく、映像と一体になる幸福な時間を生むことなのだ。
強靭な明るさで千差万別の視聴環境に対応し、エプソンらしい柔軟な設置性も魅力。間口が広く包容力がある一方、使いこなし甲斐のある製品として映像を愛する人たちすべてに薦められる。
文:大橋伸太郎
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。