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三島由紀夫没後50年 禁断のスクープ映像、遂にDVD&Blu-rayで発売!
■ 禁断のスクープ映像、その封印が遂に紐解かれた!
稀代の天才作家・三島由紀夫と、血気盛んな東大全共闘の討論会の全貌だ。
時は1969年5月13日。東大駒場キャンパスの900番教室に、1000人を超える学生たちが集まり、
三島を今か今かと待ち受けていた。旧体制変革のためには暴力も辞さない東大全共闘のメンバーが、
この討論会の首謀者だ。世界各国が政治の季節に突入していたこの頃、日本でも自分たちの手で
国を変えようとする学生運動が激化していた。そんな危険きわまりない若者たちが、
「三島を論破して立ち往生させ、舞台の上で切腹させる」と盛り上がり、異様なテンションが充満している敵地に、
三島は警察が申し出た警護も断り、その身一つで乗り込んで行った。
■ TBSだけが保管する、つまり〈世界にただ一つ〉の貴重な討論会の映像を、
大きなスクリーンで観てもらいたいというプロデューサー陣の想いから、映画化が実現。
この討論会をより面白くより深く楽しむために、4人の識者に当時の時代背景、
三島の文学的・政治的・社会的バックボーンとその人間性についての解説が依頼された。
デビュー作「日蝕」で三島由紀夫の再来と称えられた小説家の平野啓一郎、この討論の翌年に東大に入学した
神戸女学院大学名誉教授の内田樹、60年代の研究で知られる社会学者の小熊英二、
三島にファンレターを出して以来交流のあった作家で僧侶の瀬戸内寂聴という錚々たる顔ぶれだ。
さらに、東大全共闘随一の論客との呼び声高く、三島とドラマティックな舌戦を繰り広げた芥正彦を始めとする
元東大全共闘のメンバー3人、三島の護衛のため自主的に900番教室に潜んでいた原昭弘を含む元楯の会一期生3人の生き証人が、
今だからこそ話せる〈言葉と行動の裏側と真実〉を語り尽くす。そこへ、雑誌のカメラマンとして
討論会に派遣されていた元新潮社カメラマン・清水寛、最前列で取材していた元TBS記者・小川邦雄の二人の目撃者と、
三島と公私共に親しかった「平凡パンチ」の元編集者・椎根和が加わる。
■ ナレーターは、三島由紀夫原作の舞台「豊饒の海」で主演を務め、三島文学を愛する東出昌大。
■ 監督は900番教室で実際に学んでいた、東京大学教養学部卒業の豊島圭介。討論バトルに感銘を受け、
自身も元東大全共闘の面々に勇猛果敢に切り込んだ。
まばゆい輝きと圧倒的な熱量を放つ三島の言葉が学生たちを貫き、
現代の私たちにも本気で生きる瞬間を体感させる、衝撃のドキュメンタリー。
昭和から令和への貴重な遺産である〈伝説の討論会〉が、50年の時を経て永遠に蘇る─!
【特典映像】
■ 予告集
■ ナビ番組
■ 東出×監督トークイベント
【封入特典】
ミニリーフレット
(C)映画「三島由紀夫VS東大全共闘」製作委員会