商品について
フラッグシップHiFi5000シリーズの技術と思想を継承しさらなる音楽表現と一体型ならではの魅力を追求したHiFiプリメインアンプを新発売
一体型の魅力を凝縮した、音楽を本格的にそして手軽に楽しめるRCA入力専用設計の高品位プリメインアンプ。トロイダルトランスならではの魅力を最大限に活かした、力強く、情報量豊かな中域表現により、アーティストが音楽に込めた想いやパフォーマンスの全てを、熱く、しなやかに再現。さらに卓越したドライブ能力が幅広いスピーカーを無理なく鳴らし切り、あらゆるジャンルの音楽をウェルバランスな音で楽しむことができます。
■GROOVE 〜演奏者と相対しているような、音楽がここにあるという実感〜
・“機構的な接地”に着目した「メカニカルグラウンド・コンセプト」
■OPENNESS 〜小さな音でも遠くまで届ける、抜けの良い音の開放感〜
・音楽信号の情報ロスを排除する「ローインピーダンス設計」
・MOS-FET出力段装備の「フローティング&バランス・パワーアンプ」
■EMOTION 〜演奏者の身体で表現される深い情感表現〜
・豊かな中低域表現を可能にする「大容量トロイダル電源トランス」
・ 音楽の躍動感をダイレクトに伝える「レベルメーター」
■DESIGN 〜持つ歓び、使う歓びを満たす高品位な質感?
・ピアノブラック仕上げサイドパネル&アルミ削り出しスイッチ/ノブ
■5年間の長期製品保証
6年前に発売された前機種A-S1100と比較試聴し、あまりの違いに驚いた。当然、この期間の設計、開発、音作りの研鑽が加わっているのだから、音質は右肩上がりで上昇するものではあるが、むしろ音の描き方がまったく違ったと聴いた。A-S1100はオーディオ的な観点から音作りしたと想定され、情報量が多く、明瞭でレンジ感も広い。でもいまひとつ、音楽的な感興は伝わってこない。
A-S1200は音楽を楽しむボキャブラリーがひじょうに増えた。「情家みえ・エトレーヌ」の「チーク・トウ・チーク」では冒頭のベースに断然の弾力感が与えられ、ヴォーカル音像がしっかりと描かれ、情家みえの得意のニュアンス再現も細やかになった。山本剛のピアノの躍動感も十分に感じられた。基本的なオーディオ特性のブラッシュアップはもちろん、音楽的な表情が豊富になったことが、新製品の音楽のキャラクターといえよう。