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DCI-P3 / Rec.709 100% および HDR-PRO を搭載した 真の 4K UHDプロジェクター
DCI-P3 / Rec.709 100% および HDR-PRO を搭載した 真の 4K UHDプロジェクター
■スーパーワイド100% DCI-P3カラースペース
正確な画質のために最適な色を強化するBenQ Cinematic Color?テクノロジーは、アメリカの映画業界の100%超ワイドDCI-P3カラースペースに達し、Rec.709よりはるかに広い可視スペクトルをカバーします。DCI-P3を使用することで、HT5550は、ディレクターが当初想定していたように、広く正確な色を実現することで本物の映画のような品質を再現します。また、見事な4K HDR画像や驚くべきオーディオエンハンスメントを通じて、本物のデジタルシネマ体験を提供します。
■今後の地上波4K放送や、HDR対応番組に大活躍
1フレームあたり830万画素の4K UHD 3840 x 2160解像度を生み出すHT5550は、画期的な0.47インチシングルDMD DLP技術を採用して、プロジェクターの洗練されたコンパクトなプロファイルを最小限に抑え、現代的なライフスタイルを実現します。フルHD 1080pの4倍の解像度を持つ4K UHDは、ピクセルぼやけを軽減し、細部まで行き届いた鮮明な画像を実現します。BenQのHDR-PROテクノロジーは、HDR10とHLG(Hybrid Log-Gamma)のサポートによって非常に優れており、Blu-rayムービー、地上波4K放送やストリーミングコンテンツの迫力ある映像をより臨場感ある映像でお楽しみいただけます。
■画面調整のための柔軟な調整と優れた光学システム
HT5550は、近距離で大画面を実現し、1.6倍光学ズーム、縦横型レンズシフトのメリットを活用し、映画館にいるような迫力ある映像を実現し、取り付けも簡単です。さらに光学系は11枚ガラスレンズの効用とBenQ 4K光学システムで色収差を最小限に抑えることで、自然な透明感を生んでいます。
■防塵マットデザインで、埃や光漏れを防ぎ完ぺきなAVルームを演出
ワンランク上の映像体験。“格の違う”4K/HDRプロジェクター
BenQ強みのフットワークに、クオリティーを加えた「HT5550」。実際の試写を通して検証した。
さて映像を投写すると、なぜかピントが合わせやすい。色収差が少なく、映像がシャープなのだ。4Kに最適化されたというオールガラスレンズの威力を感じる。映画『グレイテスト・ショーマン』を再生すると、HDRのダイナミックさと、明部の豊潤な色乗りが楽しい。DCI-P3 100%の色域はさすがで、スポットライトを浴びる衣装の赤色が映える。
またカラーバランスの良さに感心。色域の広さがスペック的なポイントだが、BT.2020からDCI-P3へのリマッピングも適正なようで、彩度と明度が的確。全体のルックとしても違和感がなく映像の世界に浸れる。
『ボヘミアン・ラプソティー』では映像モードを確認。Cinemaは少し明るい部屋が想定された設定。暗室を想定したD.Cinemaでは黒が沈み、色はフィルムライクで豊潤になる。部屋の明るさに応じたモードが用意され、切り替えるだけで適切な映像が得られるので、扱いやすく感じた。コストも意識しつつ、4K/HDRの映像美をより楽しみたいシアターファンにピッタリの1台だ。
文:鴻池賢三
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。