商品について
スポーツ観戦やゲームを楽しみたい
スポーツ観戦やゲームを楽しみたい
■3100lmの明るいフルハイビジョン
カラーも明るい3LCDプロジェクター。明るさ3100lmで明るい部屋でも大画面で映画、放送番組、スポーツ、ゲームなど様々な映像を1080pのフルハイビジョンで楽しめます。ゲームに適したカラーモードなど5つのカラーモードを搭載。
■タテヨコ台形補正機能搭載
タテヨコ台形補正機能搭載でななめ横からの投写でも簡単に補正が可能。2.3mで100インチの投写距離で、限られたスペースでも大画面を実現。スクリーンがなくても、手軽に壁に投写して大画面で映画、スポーツ、ゲームなど様々なコンテンツを楽しめます。
■無線LAN内蔵
無線LANを内蔵しており、スマートフォン用アプリiProjectionを使って画像やドキュメントを無線で投写できます。HDMI2系統のうち1つはMHLに対応しています。2Wスピーカーを内蔵。
エプソンのホームプロジェクター“dreamio”シリーズのラインナップのなかでも、エントリー機に位置する「EH-TW650」。フルHD解像度のプロジェクターでこの価格設定は、初めて家庭に導入するプロジェクターとして最初に候補に上がるだろう。大画面での映画鑑賞や、様々な使い方を実践しその実力を確かめてみた。
最大の特徴は、同社の3LCD方式による0.61型ワイドポリシリコンTFT液晶パネルを搭載し、3,100ルーメンを確保したスタンダードなスペックと、日本メーカー性らしい徹底した設置性重視の設計だ。
100インチを2.27m?2.75mと6畳間程度の距離で投写可能。国内外で追随したブランドのなかった、斜め位置からの投写の台形を本体上部のレバーで直感的に補正できる「ピタッと補正」も対応する。
このクラスのプロジェクターは、置きっぱなしではなく、使いたい時に設置して使うことが多いだろう。本機はコンパクトかつ軽量で持ち運びもしやすく、出力2Wのスピーカーを搭載し、HDMIケーブル1本でつなぐだけで絵も音も再生可能。上述の補正機能などを活用して、数分で歪みのない大画面を映し出せる。
エントリー機ながら画質に同社のこだわりを感じるのも、本機の作り込みの丁寧さだ。映像モードはダイナミック、ブライトシネマ、シネマ、ゲームを用意。上位機「EH-TW5650」はゲームの代わりにナチュラルが用意されており、逆に本機がリビングなどで気軽に楽しむ用途が想定されていると想像できる。
実際に映画『ラ・ラ・ランド』を、明るい照明下でブライトシネマの設定で視聴すると、特に原色が次々に画面を舞うチャプター2のダンスシーンもRGBの色バランスの表現が巧みで、鮮やかさと共に色再現性の美しさも確保。照明を落とし、シネマで見ると暗部からのコントラストはエントリー機の水準だが、色の正確性の追求は一級品だ。
動画配信やスポーツを楽しむためスティック型端末「Chromecast」を挿入してNetflixなどのサービスを視聴すると、明るい照明下であっても大画面のサッカー観戦が思いのままに楽しめた。
本機はスクリーンをセットにした「EH-TW650S」も用意されており、これさえ購入すれば大画面を楽しめる。高画質かつ多機能で、初めてのプロジェクターを選びたい人に、まず手にとってみてほしい入門向けモデルだ。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。