商品について
「重低音&タフ」コンセプトのXXシリーズ ネックバンドカナルBluetoothモデル。
「重低音&タフ」コンセプトのXXシリーズ ネックバンドカナルBluetoothモデル。
■高磁力ネオジウムドライバーユニット搭載
口径10mmの高磁力ネオジウムドライバーユニット搭載により、迫力のある重低音再生を実現します。
■重低音の再現性を高める「エクストリームディープ」バスポート採用
ドライバーの性能をフルに引き出し、重低音の再現性を高める。口径10mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットの性能をフルに引き出す「エクストリームディープ」パスポートを採用。独自の音響構造により、パワフルかつクリアでキレのある重低音再生を実現します。
■ハウジングを衝撃からガードするタフラバープロテクター採用
衝撃に強いエラストマー素材のタフラバープロテクターを採用。ハウジングをしっかりガードします。
■バスブースト回路による、迫力の重低音再生を実現
■大容量バッテリーを搭載し、最大14時間連続音楽再生を実現
■安定感のあるネックバンドスタイル
フレキシブル素材を採用し、快適な装着感を実現。XXの世界観を表現したタフなデザイン。
■耳のサイズに合わせて交換できる3サイズ(S、M、L)のイヤーピースを付属
JVCの「HA-FX11XBT」は、「重低音&タフ」をコンセプトとした「XX(XTREME XPLOSIVES)」シリーズのBluetoothイヤホン。
明記はされていないが型番やスペック等から、ワイヤードモデルの「HA-FX11X」がベースと思われる。そしてその部分、つまりイヤホン本体の他の部分の外観やスペックはほぼ共通だ。
ネックバンドスタイルにより大容量バッテリーを搭載し、連続再生14時間を確保。本シリーズデザインのコンセプトでさらに「大容量バッテリー」でありながら、重量は47gとネックバンド型として一般的な質量なのでご安心を。
サウンド面でのポイントは、アンプ回路に「バスブースト回路」を搭載することで低音域の迫力をさらに増してあること。イヤホン本体側のアコースティックチューニングに加えてワイヤレスレシーバーとしてのエレクトリックチューニングによって、シリーズのサウンドコンセプトをさらに強く打ち出してきている。
音のキレや高域の明瞭さといった普通であればそこは欠かせないような基本要素さえも振り払って低音のボリューム感に特化した超個性派。
小松未可子さん「また、はじまりの地図」イントロのピアノも、ガチンとしたアタックはなくなるのだが代わりに音が分厚い!ドラムスやベースは「タイトさだとか制動だとかなんてつまらないことは言いっこなしだぜ!」とばかりに盛大にドカンと響く!
オーディオの一般常識からはかけ離れたサウンドなので、好みに合う合わないはかなりはっきり出るだろう。なので逆に、他のどんなイヤホンを聴いてもしっくりこなかった方にこそこれがハマるなんてこともあるかもしれない。「低音!とにかく低音!」という方や「低音が好きというか鋭かったり硬かったりする高音が苦手……」という方などはこちらを試してみる価値ありと思う。
文:高橋 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。