商品について
シンプルでかわいい装いから生まれる圧倒的な高音質。 真鍮製のリアハウジングを採用し、臨場感のあるクリアな高音質を実現するハイレゾ音源対応ヘッドホン“Colors”。
■高解像度な音楽ファイルである“ハイレゾ音源”に対応した高音質ステレオヘッドホン“Colors”です。
■φ8.8mmのダイナミックドライバーを採用し、力強い低音と伸びやかな中高音を再現します。
■数百ものポリエステル樹脂フィルムを積層した「MLF=超多層フィルム」を素材に、ラジアル構造のリブを設けた高剛性振動板を採用することで、残響を抑え、高レスポンス・高解像度を実現しています。
■前置ネオジウムマグネットを採用することで、ダイヤフラムの振動スピードを加速させ、より力強い低音を実現しています。
■ドライバー、ボールピース、マグネットを同軸上に配置する新開発の音孔構造“Magnetic Turbo Axialy Port”を採用しています。
■これにより低域から高域までスムーズなレスポンスを実現します。
■高剛性な真鍮をリアハウジングに採用することで不要な振動を抑制し、振動膜からの音楽信号を忠実に再生します。
■“デプスフィットイヤーキャップ”を採用し、密閉性の向上により圧倒的な重低音を実現します。
■イヤーキャップは内外の硬度を変えることで、音質向上とフィット感を両立させています。
■イヤーキャップ装着時の奥行き2段階調整機構で、よりフィット感を高め密閉性を向上させています。
■イヤーキャップはフィット感が選べるようにS・M・Lサイズが付属しています本体接続側には、コンパクトに接続できる金メッキL型プラグを採用しています。
■使用時のケーブル長の調整と、持ち運び時のケーブルの収納に便利なコードキーパーが付属しています。
■ヘッドホンを収納し、持ち運びにも便利なポーチが付属しています。
■ケーブルには、収納時のヘッドホンのぶらつきやからまりを防ぐスライダーが付いています。
■ケーブル長は、プレーヤーをカバンに入れていてもゆったり接続できる1.2mです。
「EHP-R/CC1000」は、エレコム創立30周年記念モデルとなる、“Colors”シリーズのハイレゾ対応イヤホン。
実売7000円〜8000円程度と手軽な価格で「スマホで音楽を聴いているんだけど、もうちょっと良い音で聴いてみたい」という方にもオススメだ。
「前置ネオジウムマグネット」や「MLF=超多層フィルム」振動板、レスポンス向上を図った「Magnetic Turbo Axialy Port」構造の採用など、同社ハイレゾ対応イヤホンに共通する要素を搭載。
素材はリアハウジングのみ真鍮で、ドライバー口径は8.8mmと他モデルより小さめ。音質面で不利になりがちだが、高域特性が改善されスペック的にも45kHzと伸びており、軽量&コンパクト化に繋がり装着感を高めている。コストも抑えられハイレゾのエントリー機として魅力にもなるだろう。
スマホケースとの干渉が起きないよう、プラグケースに根元が細くなるような段差が設けられ、周辺機器メーカー大手らしい配慮も施される。
早速、相対性理論「たまたまニュータウン (2DK session)」のハイレゾ音源を中心に試聴を始めた。
あえて先に指摘すると、ドライバー口径が小さいためか音の重心は既存モデルよりも少し上に移動。ベースやバスドラムの重みや厚み、響きの空気感は上位モデルに譲る。またシンバルの音色など、高域に若干の強調を感じることもある。
だがこれは持ち味と考えたい。全体的に音の速さやキレに優れ、中高域のエッジが際立ち、高域で少し感じる強調感も、ギターのピックが弦に当たる瞬間の感触、スネアドラムの硬質な抜けなどより生々しく聴こえる。低域の楽器もくっきりとした音像だ。リズムも正確でその届きも明確である。
このカッチリしたサウンドは遮音性の良好さとも相まって、屋外利用時の聴き取りやすさの面でも有利だ。ほどよい個性のあるサウンドは好みも判断しやすいだろう。
文:高橋敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。