商品について
国内初!Ultra HD ブルーレイプレーヤー登場!次世代の映像美と音の世界を味わい尽くすプレミアムモデル
■4KやHDRの映像が楽しめるUltraHDブルーレイ再生に対応
・次世代規格「UltraHDブルーレイ」再生に対応。4K(高解像度)/HDR(高輝度)/BT2020(広色域)の美しい映像が楽しめます。
■独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載
・独自の高精度色信号処理によりUltraHDブルーレイの映像を美しく再現。
■高音質設計とハイレゾオーディオ対応
・ハイスピード大容量電源や各種高音質パーツの採用
■18Gbps高速伝送対応HDMIケーブル付属
※アンテナケーブルは別売りです。
「DMP-UB900」は、パナソニックが送り出した国内初のUltra HD ブルーレイ(以下UHD BD)プレーヤー。先に発売された世界初のUHD BD再生対応機「DMR-UBZ1」のエッセンスを余す所無く注ぎ込んだモデル。北米や欧州で発売されているUB900と比べても、電源回路やACケーブルが強化されるなど、眼と耳の肥えたAVファン向け仕様も本機の魅力だ。
待望の再生専用機ということで、本プレーヤーの注目度は一際高い。そこで今回、本機の実力を改めて検証すべく、注目のUHD BDタイトル群をじっくりと視聴した。
『エクソダス:神と王』は、作品の見どころが多いが、UHD BDならではの注目ポイントはやはり黄金に輝く甲冑、金属光沢の表現だ。HDRでピーク輝度を高め金属の質感をリアルに表現できるように進化したことで、金色がダイナミックな黄金に輝き、神々しさも格段に増す。
金という色は存在しないため、光沢の表現力が鍵を握る。本機で再生すると、暗部からピークまでの明暗表現が的確に再現される。自然でリアルであるがゆえ、気付かぬうちに古代神話の世界に惹き込まれ、まるでタイムスリップしたかのようだ。
『レヴェナント:蘇えりし者』は、自然光のみを用いた撮影手法と独特な映像が見どころ。日の出前の薄暗い森は色を持たないが、色深度の10ビット化も手伝い、暗部のしっとりした明暗表現を淡いブルートーンで描き切る。
特に本機で観る「水」は、空を映す川面の表情と清冽な透明感から、手付かずの自然が持つ生命力をまざまざと感じさせる。大自然の高潔な美しさに加え、厳しさ、恵み、荘厳さが体感でき、是非本機とプロジェクターを組合せたスクリーンサイズでの鑑賞もお薦めしたい。
本機は、UHD BDソフトが持つ映像と音声を極上のクオリティで楽しませてくれる再生専用機である。真のAVファンであれば、本機を使いUHD BDという新時代のフォーマットを堪能することに躊躇している暇など無いのだ。
文:鴻池賢三
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。