商品について
Foveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム“Quattro”)を搭載した高画質デジタルカメラ「SIGMA dp3 Quattro」と、dp Quattroシリーズ専用ビューファインダー「LCDビューファインダー LVF-01」のキット。
「SIGMA dp3 Quattro」は、Quattroセンサーに最適化した専用設計の高性能50mm F2.8レンズ(35mm判換算で75mm相当の画角)を搭載した高画質デジタルカメラです。LCDビューファインダー LVF-01をカメラの液晶モニタに装着することで、液晶モニタを2.5倍に拡大し、ピントの確認が容易に行えます。また、外光の影響で液晶モニタが見づらい場合などにも確実なフレーミングが行えます。
■世界で唯一の「垂直色分離方式」
Foveonセンサーは、光の波長特性を利用し、シリコンの異なる深さに3層のフォトダイオードを配置して色分離する、垂直色分離方式を採用した世界唯一のダイレクトイメージセンサーです。垂直方向に色分離を行うため、単一セル内ですべてを記録することができ、豊かなグラデーションやトーンを表現できます。演算による補間もなく、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことが可能です。
■新開発Foveon X3ダイレクトイメージセンサー Quattro搭載
SIGMA dp0 Quattroには、新開発のフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム Quattro)を搭載。トップ層の4ピクセルに対し、ミドル、ボトム層が1ピクセルとなる新たな3層構造「1:1:4」構造を採用しました。センサーが光の波長をブロードに捉えられる特性と輝度情報をトップ層で取得できることを利用して、トップ層では輝度情報と色情報を取得し、ミドル、ボトムの各層では色情報を取得。画像処理の過程でミドル、ボトムの各層で得たデータに、トップ層で得た輝度情報を展開する事により、全てのピクセルで輝度情報と色情報を揃えています。三層構造で垂直に色分離する原理はそのままに、最上位層から得た輝度情報をその下の層に適応させることで、高画素化と膨大なデータ処理の高速化を実現しています。
■3900万画素相当の高解像度
一般的なカラーセンサーは、解像情報をグリーンで取得している為、全体の画素数の50%の情報量となります。一方、Quattroセンサーは、トップ層の全てで解像情報を取得しているため、一般的なカラーセンサーに置き換えると2倍の解像度があると言えます。トップ層の1960万画素の解像情報により、約3900万画素相当の高解像度を実現しています。
■Quattroセンサーに最適化した画像処理エンジン「TRUE III」
Quattroセンサーのために新開発した画像処理エンジン「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine)III」を搭載。新世代Foveonセンサー「Quattro」から出力された信号を「TRUE III」によって、シグマ独自のアルゴリズムで画像を劣化させることなく高速処理し、豊かなカラーディテイルを損ねることなく、高精細で立体的な描写を実現します。
■マグネシウムボディ採用
外観の一部に軽量で堅牢なマグネシウム合金を採用。高い剛性と強度を確保し、撮る道具として信頼性の高い、高品位な筐体を実現しています。
■LCDビューファインダー LVF-01
カメラの液晶モニタに装着して外光をカットすることができる、SIGMA dp Quattroシリーズ専用ビューファインダー。液晶モニタを2.5倍※に拡大し、ピントの確認が容易に行えます。専用設計の高性能レンズとコーディングにより、視認性も良好です。一眼レフカメラの様にファインダーを覗きこんで撮影することができるので、確実なホールディングが可能です。-2〜+1の視度補正機構を内蔵しています。
(※倍率はルーペの倍率計算で一般的に用いられる定義により算出された数値です。)