商品について
手のひらサイズでバッテリー内蔵の超短焦点LEDプロジェクター
■LEDライト搭載によりランプ寿命が約6倍長持ち
従来型のプロジェクターランプの寿命が約3000〜5000時間なのに対し、LEDライトは約30000時間と長寿命なので、ランプ交換の手間やコストを削減することができます。また起動が早く電源のオンオフがスムーズで、鮮やかな色彩表現が可能です。
■BluetoothおよびWi-Fi Directに対応。手軽にワイヤレスで楽しめる
Bluetoothに対応した外部スピーカーやワイヤレスイヤホンなどに接続が可能。また、Wi-Fi Directでスマートフォンやタブレット、パソコンの映像を映し出すことができるので、面倒なケーブル接続なしで、迫力ある映像や音声を手軽に楽しむことができます。
■スリムでコンパクトなデザイン性と軽量化を実現
手のひらサイズで携帯に便利です。1.1kgとコンパクトな設計です。
LGエレクトロニクス「Minibeam」は、お手頃価格で省スペースに大画面が実現するプロジェクターシリーズ。
シリーズには5機種ラインナップがあるが、本稿では「PF1000UG」「PH550G」を紹介したい。まずPF1000UGは、DLPパネルによる1920×1080画素のフルHD解像度に対応した超短焦点が特徴のモデル。Blu-rayの高画質映像をそのまま投写可能だ。
レンズから投写された映像をミラーで反射して投写する設計を採用し、投写距離38cmで100インチを実現。バックライトはRGB方式のLEDを採用し明るさ1000ルーメンを確保する。
映像入力にはHDMI端子を2つ搭載。本体には3W+3Wのスピーカーも内蔵する。その他、アナログの映像/音声入力にヘッドホン出力を装備し、Bluetooth内臓で、DLP Link式の3D視聴にも対応。
早速画質をチェックしてみると、有機ELテレビも手がけるメーカーらしく画作りの要所を押さえている。
『スターウォーズ/フォースの覚醒』のBDを100インチのスクリーンに投写したが、十分な解像感の上、映像モードを「シネマ」に切り替えると色温度を抑えナチュラルにも見せてくれる。コントラスト比はスペック値で15万対1だが実際の見栄えも良く、部屋を暗くすれば没入感も味わえる。画面の歪みを補正するキーストーン機能も備えられ安心だ。
なお、超短焦点の特性上、投写先の凹凸がはっきり現れる点は注意したい。完全にフラットにできる白か近い色の壁に投写する方法がオススメだ。
また「Screen Share」機能によるワイヤレス映像入力活用してほしい。Windows10搭載PCやAndroidスマホの映像をプロジェクターから投写でき、映像配信や写真を大画面で表示できる。
本格的なシアタールームは用意できなくても、リビングや一人暮らしでもフリースタイルで使える新定番となるだろう。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。