商品について
明るいリビングでもくっきりシャープな映像を楽しめる
■明るさ3000lm、コントラスト比70000:1
■対応入力解像度:Full HD (1920×1080)
■明るいリビングで、テレビ番組、映画、スポーツなど様々な映像を楽しめます
■イメージ強調機能により、くっきりシャープでありながら上質な映像表現が可能
■上下60%、左右24%のレンズシフトと1.6倍ズームにより、80型スクリーンで最短投写距離約2.4m
■6畳間(3.6m×2.7m)程度のスペースでも80型や100型の大画面投写が可能
■ワイヤレスモデルならHDMIケーブルの長い配線も不要
エプソンのホームプロジェクター “dreamio” シリーズはフルHD画質、4K画質と多数の製品ラインナップを誇るが、なかでも「EH-TW6700W」は、フルHDパネル搭載で明るさ重視、ワイヤレス接続にも対応する名機だ。
同社開発の3LCD方式0.61型ワイドポリシリコンTFT液晶パネルを搭載し、フルHD画質に最大3,000ルーメン、コントラスト比70,000:1を実現。高輝度かつ、フル10bitカラープロセッシングの色再現性を持つハイスペックモデルだ。国内メーカーだけに日本の住宅事情を知り尽くしており、自由度の高い設置機能は格別。平行な正面付近の場所さえ確保すれば、上下左右のシフトを駆使して好きな所へ投写できる。
専用の「WirelessHDトランスミッター」を介したワイヤレスでの映像入力に対応するので、ケーブルの煩わしさも気にならない。トランスミッターのサイズはコンパクトで、プレーヤーと並べてテレビボードなどに収納可能。
まずは照明を付けた状態で視聴。映像モードは、オート/ダイナミック/ブライトシネマ/ナチュラル/シネマと、3D観賞用に3Dダイナミック/3Dシネマが用意されており、特に標準の感覚で見始めた「ナチュラル」でも画面全体のフォーカス感と色の深度を確保。沖縄の首里城を撮影した映像を見ても画面のフォーカス感の鋭さ、ブルーの透き通るヌケの良い解像感が伝わる。4K投写ではないがレンズ性能と色階調を入念に作り込めばフルHDでもクオリティを確保できる好例だ。
「ブライトシネマ」はより色の鮮やかさと輪郭の先鋭感を引き上げるトーンながら、明るい部屋で鑑賞できるバランス志向の描写として秀逸。もう一つ語っておきたいのが本体内蔵の輝度センサーを用いた「オート」の設定で、照明下の明るさに適応した上で「ナチュラル」に近い映像トーンを選択した。
なお、本機には、モードからさらに踏み込んで色相・彩度・明度の6軸調整、肌の色も独立して調整できる。より画質を追い込みたい場合には、エントリー機にはないこの画質調整を使い込んでみても良いだろう。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。