商品について
厚みと立体感のあるサウンドを実現
■厚みと立体感のあるサウンドを実現
9.25mmレア・アースを採用したダイナミックドライバーとBass Tuned Portが、パワフルな低域と滑らかで自然な高域を見事に融合させています。厚みのある聴き心地のよいナチュラルテイストなサウンドを体感することが出来ます。
■快適なフィット感と高遮音性ハウジング
3Dプリントデジタルハイブリッド技術で製作されたシェルは、カスタムイヤホンを手がける中で、数千人を超える様々な人の耳型を取り、研究・開発を続けてきた成果です。ユニバーサルタイプではかつて体感出来なかったフィット感で使用することが出来ます。特許出願中の薄型スリムなシェルと、耳に自然とフィットするイヤーチップが高い遮音性能を実現しています。
名門楽器メーカー「Fender(フェンダー)」のイヤホン「FXA1」は、ダイナミック型ドライバー1基だけのシンプルな構成。しかしドライバーはレアアースを用いた9.25mmダイナミックドライバーである点が、弟モデル「DXA1」との差別化ポイントと言えるだろう。MMCXによるリケーブルにも対応。
筐体は3D プリントデジタルハイブリッド技術に基づき3Dプリンターで製作されている。このハウジングはカスタムIEMを作るうえで数千人の耳型を取って研究開発を続けて生まれたもので、「ユニバーサルタイプではかつて体感できなかったフィット感で使用できる」と謳われているのだが、実際に装着してみるとその自信の程を実感することができる。遮音性に優れるだけでなく、顔を振ってもズレない密着感も確保している。
さて、まずはRed Hot Chili Peppersのアルバム『The Getaway』で試してみよう。DXA1以上にゴリゴリとした質感の重低音。ベースはミッドローがやや強めに出てくる印象で、さらに深く沈む。バスドラムのエネルギー感はさらに充実する。リズムにはメリハリがあり、そこから生まれる低音の“間”や余韻が心地いい。
中高域は音の立ち上がりが良く、広がりのある空間も再現する。ギターの倍音再現はDXA1から一歩秀でていて、音楽的な表現力を増している。中域の厚みと骨太さな再現については、DXA1のキャラクターを継承していている。
DXA1と同系統ながら、本機はさらに深みのある低音や充実した中高域を獲得しており、ロックやポップスを音楽の構造にまで踏み込んで味わえるはずだ。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。