商品について
スタジオ・モニターであるErisスピーカーは、タイトなベース、非常にクリアなアッパーエンドの極めて正確なレスポンスをもたらします。
■設置スペースに限りがある場合、またモビリティに優れたスタジオ・モニターをお探しの場合には、コンパクトなEris E5が理想的です。僅か178 x 260 x 195mmとコンパクトで、質量も4.63kgと軽量です。小型でルックスも美しく、あらゆるスタジオ・スペースにフィットします。E5には、45WクラスA/Bアンプを備えた5.25インチKevlar低域ドライバーと、35WクラスA/Bアンプを備えた1インチ(25mm)シルクドーム・ツイーターが搭載されており、クリーンな102 dB SPL(ピーク)を生み出します。周波数特性は20Hzから16kHzとなっており、同サイズ、同プライス・レンジのスタジオ・モニターでは突出して優れた仕様となっています。
■Erisは、両モデルともバランスXLR入力、バランス1/4”TRS入力、アンバランスRCAラインレベル入力を搭載しています。バランス入力がどちらも使用されている場合、TRS入力がXLR入力に対して優先されます。RCA入力はシグナルパスにマージされます。これらの選択肢により、Erisは実質的にあらゆるライン・レベルのソースに接続することができます(シグナルソースがアンバランス1/4”TS出力の場合、1/4”-RCAアダプターまたはアダプターケーブルをご使用ください)。
■現代の音楽プロデューサーは、幅広いジャンルの音楽を扱い、複数のロケーションで作業を行うことがしばしばです。モビリティに優れたErisなら、必要に応じてさまざまなスペースで作業することができ、室内音響や扱う音楽の種類に合わせてサウンドをカスタマイズするのも簡単です。
■最も基本的なコントロールは入力ゲインです。このコントロールでは、パワーアンプに到達する前のシグナル・レベルを決定します。これは、システム全体の入力を設定します。最初から最後までクリーンなオーディオの最適なレベルを得るために、録音チェーンのあらゆる部分のレベルを設定するプロセスです。システムのゲインの設定が完了してしまえば、このコントロールは変更する必要はありません。
■Eris E5/E8では、[Acoustic Tuning]セクションに[High]、[Mid]、[Low Cutoff]の3つのEQコントロールが用意されています。これらのコントロールでは、例えばカーステレオやポータブル・ラジオでミックスがどのように聴こえるのかを確認できるよう、さまざまな種類のスピーカーのサウンドに近づくようにモニターを微調整可能です。E5またはE8をサブウーファーとともに使用する場合には[Low]コントロールも役立ちます。
■スピーカーには環境とパフォーマンスに関する諸問題がつきものですが、Erisはこれらのほとんどに対する保護機能を提供しています。RFシールドは、ラジオ周波数がシグナルに混じるのを防ぎます(ギターアンプからラジオ放送が聞こえてきた経験はありませんか?これがRF干渉です)。また、熱に関連するさまざまな問題を防ぐ過熱保護機能、スピーカー端子に短絡が生じた場合のダメージを防ぐ電流出力制限、ウーファーのパフォーマンスに干渉する超低域の振動を除去するサブソニック・フィルター機能も搭載しています。さらに、Erisのパワーアンプにはソフト・スタートアップ機能が搭載されており、電源を入れる際にスピーカー内に生じる損傷を与えるポップ音を生じません。