商品について
「NUARL DRIVER [N6]v5」搭載、新しい完全ワイヤレスイヤホン
◆「NUARL DRIVER [N6]v5」搭載、新しい完全ワイヤレスイヤホン
◆カーボンナノチューブ振動板+HDSSのクリアなサウンド
◆Qualcomm社SoC「QCC3020」搭載による高い接続安定性
◆音質と遅延に優れたQualcomm aptX audioに対応
◆イヤホン単体で連続再生11時間の長時間再生
◆バッテリーケース併用で最大55時間以上使用可能(Type-Cコネクタ採用)
◆使い勝手に優れた独自のデザイン、左右同ファンクションのリモコン機能
◆省電力機能(スリープモード/自動再接続機能)
◆IPX4の耐水性
◆SpinFit CP360付属
◆万が一の片側紛失にも安心なサポート(有償)付き
ドライバーや基板、筐体まで自社開発した渾身の完全ワイヤレスイヤホン
最大の注目点は、ドライバーのモジュール化だろう。完全ワイヤレスイヤホンの音響空間設計は困難を極めるが、「銅製の筐体に収めたうえでハウジングに内蔵することで、有線イヤホンと同様のアナログ音調を可能にした」(開発担当者)という発想がユニークだ。
N6 Proでは単層カーボンナノチューブとPEEKを真空蒸着して貼り合わせた「SWCNT複合振動板」を使う「NUARL DRIVER [N6] v5」を採用。SWCNT振動板は応答性が高く、非常にワイドレンジである反面、情報量がありすぎて聴き疲れする可能性もあるため、あえてフラットなチューニングにしているという。
一聴してわかるのは、S/Nの高さ。完全ワイヤレスイヤホンではサーッというホワイトノイズの多さが指摘されるが、ほとんど気にならない。音の立ち上がり、立ち下りは迅速で輪郭に滲みはなく、キレのよさが際立つ。
通信の安定性も良好。外へ持ち出してみたが、駅のホームでも音途切れは発生しなかった。日本のデザインハウスと協力したというマットな筐体も落ち着きがあり、高級感が漂う。こだわりの音と眉目秀麗なデザインで、長く付き合えそうなイヤホンだ。
文:海上忍
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。