Nikon Z50 の特長
スマートに持ち歩ける小型・軽量ボディー

寸法は、約126.5(幅)×93.5(高さ)×60(奥行き)mm。そして、堅牢な金属を採用しながら質量はわずか約450 g※。機動性に優れるニコンDXフォーマットのメリットを活かした小型・軽量ボディーで、いつでも、どこにでも、気軽に持って行けます。
- バッテリーおよびSDカードを含む、ボディーキャップを除く。
Zシリーズの世界観を踏襲したデザイン

Zシリーズの操作性、信頼性、システムとしての将来性も確実に継承しています。ニコンデジタル一眼レフカメラに倣ったZ7 / Z6と同様、使用頻度の高いISOボタン、露出補正ボタン、動画撮影ボタンはシャッターボタンの周囲に配置。高い操作性を発揮するだけでなく、ニコンデジタル一眼レフカメラに慣れ親しんだ方にも、違和感なく直感的に操作していただけます。
右手だけで完結できる撮影操作としっかりホールドできるグリップ
撮影時の操作に必要なボタンやダイヤルは、シャッターボタンの周囲、およびボディー上面と背面の右側に集中してレイアウト。新たに採用したタッチキーも画像モニター右端に配置しており、撮影時の操作は、ほぼ右手だけで完結します。また、グリップはしっかり握れる十分な深さを確保した握りやすい形状。ファインダー撮影時も、画像モニターを見ながらの撮影時も、カメラをしっかりとホールドできます。
自分撮りもできるチルト式3.2型104万ドット画像モニター
画像モニターには、多彩な操作が可能なタッチパネルを採用。3.2型、104万ドットの大型・高精細モニターで、メニュー設定や撮影、ピンチやスワイプによる拡大画像でのピント確認などのタッチ操作が可能です。また、上下の広い範囲で自由な角度にチルト可能。上向きに展開してもファインダー接眼部に遮られてモニターが見えにくくなることがなく、ローアングル時の上向き展開も三脚に取り付けたままでスムーズに行え、静止画、動画撮影のアングルの自由度を高めます。さらに、下方に180°展開すると「自分撮り専用」が画面が表示され、画像モニターにタッチしてセルフタイマーや露出補正の設定、自由な位置にピントを合わせることができ便利です。
EVFと画像モニターの拡大表示

撮影画像を1コマ表示モードで再生しているときは、電子ビューファインダーでも画像モニターでも、拡大ボタンを押すと拡大表示が可能です。鮮明な拡大表示で、ピントの状態をつぶさに確認できます。
暗いときや逆光の時に便利な内蔵フラッシュ

ガイドナンバー約7(ISO 100・m、20℃)のフラッシュを内蔵しています。夜景などの暗いシーンはもちろん、逆光時や帽子などで人物の顔にできる影を解消する際にも効果的です。
本体に装填したままでも充電可能なLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL25

バッテリーには、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25(付属)×1個が使用可能。バッテリーチャージャー MH-32使用の充電に加え、カメラのUSB端子に接続する本体充電ACアダプター EH-73P(別売)を介して、EN-EL25をカメラに入れた状態での充電も可能です。
- カメラが電源ONの場合は充電できません。
独創的な表現を可能にする20種類の[Creative Picture Control]
静止画、動画で独創的な表現を可能にする、下記20種類の[Creative Picture Control]を搭載しています。効果の度合い(適用度:0〜100・10ステップ刻み)も調整可能。最終アウトプットを電子ビューファインダーや画像モニターで確認しながら多彩な画づくりを選択できるため、思い描いている仕上がりを簡単に実現できます。
★スタンダード
ドリーム
モーニング
ポップ
サンデー
★スタンダード
ソンバー
ドラマ
サイレンス
ブリーチ
★スタンダード
メランコリック
ピュア
デニム
トイ
★スタンダード
セピア
ブルー
レッド
ピンク
★スタンダード
チャコール
グラファイト
バイナリー
カーボン
カメラが最適な設定を自動的に選択する16種類のシーンモード
撮りたいシーンに合わせてモードを選ぶと、カメラが最適な設定を自動的に選択して、美しい写真が撮れます。設定は撮影モードダイヤルをSCNに合わせた後、メインコマンドダイヤルを回して変更できます。シーンに合ったキレイな画像が簡単に写せます
料理
夕焼け
機能充実の「多重露出」

「多重露出」で撮影した個々の画像はすべて保存され、他の目的で使うことも可能。合成用に撮影した各画像も作成中の合成画像も、撮影の途中で確認できます。合成画像は画像モニターに半透過で重ね合わせて表示できるので、構図を確認しながらの撮影も容易。最後に撮影した画像は削除、再撮影し、簡単に差し替えられます。合成の最初の画像には、すでに撮影して保存したRAW画像も使用可能。比較明合成 / 比較暗合成にも対応しています。
強力なオートエリアAFの「顔認識」性能

オートエリア時に使用可能な「顔認識」は、ターゲット追尾動作を統合したAFアルゴリズムによって高い性能を発揮。カメラが顔を認識した人物が横を向いたり、一時的に後ろを向いたりしても追尾し、ピントを合わせ続けます。動きのあるポートレート撮影も、構図や表情に集中して撮影できます。
オートエリアAF 時には「瞳AF」も可能(静止画撮影時)
オートエリアAF(AF-S、AF-C)時に、人物の瞳を検出して瞳にピントを合わせやすくする「瞳認識」を設定できます。複数の瞳を検出した場合は、マルチセレクターまたはサブセレクターでピントを合わせたい瞳を選択可能※1。撮影後には、OKボタンを押すとピントを合わせた瞳が拡大表示され、容易にピントを確認できます。ポートレート撮影やストリート撮影などで、顔の手前に障害物がある場合や動きのある人物でも、しっかりと瞳にピントの合った写真を撮影できます。「瞳AF」は、NIKKOR Fレンズ装着時※2も使用可能です。
- 1 ファインダー撮影時にも選択可能。AF-C 時はシャッターボタン半押し中でも選択可能。
- 2 マウントアダプター FTZ(別売)併用。
内蔵Wi-Fiでスマートフォン/タブレット端末に直接接続して使える「SnapBridge」
SnapBridge Ver.2.6以降のアプリがインストールされたスマートフォン/タブレット端末に、Bluetooth®でのペアリングなしに、内蔵Wi-Fiで直接接続可能。オリジナル画像(RAW/JPEG)の高速転送、カメラのリモート操作が可能です。
- 1 元画像や動画といった通信データ量が多いものは自動転送非対応で、カメラ側のWi-Fi機能を利用し手動で選択することで画像取り込みができます。
- 2 SnapBridgeからのアップロードに限り、サムネイル画像(200万画素)のアップロードは、枚数・容量ともに無制限。JPEG元画像は20GBの制限適用となります。また、ご利用にあたりましては、Nikon IDの登録が必要です。
- 3 静止画撮影ではシャッターをきる前に構図などをスマートフォンの画面で確認して撮影できます。撮影モード(P/S/A/M)、シャッタースピード、絞り値、露出補正、ISO感度、ホワイトバランスの設定をアプリ側から行えます。
- 4 位置情報は3段階の精度選択が可能で、電池消耗のコントロールに加え、ニーズに合わせた位置情報の記録ができます。 高(精度優先):約10〜20mごと、中:約100mごと、低(省電力優先):約300m〜500mごとに位置情報を取得。OS仕様により位置情報を取得する間隔が異なりますので参考値としてご覧ください。
撮影サンプル
シャッター速度 | 1/50秒 |
---|---|
絞り値 | f/5.6 |
焦点距離 | 16mm |
測光モード | マルチパターン測光 |
撮影モード | 絞り優先オート |
ISO感度 | 6400 |
ホワイトバランス | オート1 |
ピクチャーコントロール | ビビッド |
レンズ | NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR |
シャッター速度 | 1/40秒 |
---|---|
絞り値 | f/5 |
焦点距離 | 26.5mm |
測光モード | マルチパターン測光 |
撮影モード | 絞り優先オート |
ISO感度 | オート(ISO 100) |
ホワイトバランス | オート0 |
ピクチャーコントロール | トイ |
レンズ | NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR |
シャッター速度 | 1/1250秒 |
---|---|
絞り値 | f/6.3 |
焦点距離 | 250mm |
測光モード | マルチパターン測光 |
撮影モード | マニュアル |
ISO感度 | 640 |
ホワイトバランス | オート1 |
ピクチャーコントロール | オート |
レンズ | NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |