商品について
4K・HDR対応で高画質を実現
■4K・HDR対応。UHD BDも4K放送も大画面で
エプソン独自の4Kエンハンスメントテクノロジーにより4K・HDRに対応しています※。HDR10/HLGに対応しているのでUHD-BDやネット配信映像も放送番組も4K/HDRで楽しめる。 4K/60p 18Gbps対応。4Kエンハンスメントテクノロジーと画質調整機能「イメージ強調」の合わせ技で驚きの高画質映像を実現。明るさ2600lm、コントラスト1,000,000:1。DCIの色域をフルカバーしているので精彩に富んだ上質な映像を楽しめます。フレーム補間、DEEPBLACKも搭載。※1:4K 信号を入力し、4K 相当の高画質で表示します。
■明るさ2600lm、コントラスト比100万:1
上下96%、左右47%の広範囲光学レンズシフトを搭載。投写距離は最短約3.0m〜最長約6.3m。6畳間(3.6m×2.7m)程度のスペースでも80型や100型の大画面投写が可能です。前面吸排気システムの採用で、プロジェクターの左右・後方にスペースを取る必要がありません。4K映像の無線伝送(4K/60pを除く)にも対応したワイヤレスモデルEH-TW8400WならHDMIケーブルの長い配線も不要です。
■広範囲のレンズシフトによる優れた設置性
エプソン独自の「Bright 3D Drive」搭載で明るい3D映像を楽しめます。電動フォーカス/ズーム/レンズシフト搭載。20dBの静音設計で快適に映画を視聴。
豊かな色再現性と巧みな光の表現、4K/HDR作品をとことん楽しめる高画質プロジェクター
まず、本機には映画向けのモードとして「シネマ」「デジタルシネマ」の2つが用意されており、「シネマ」の方は色域で色が濃く赤色が強め、「デジタルシネマ」はやや色温度の低いトーンとなっていた。今回は「デジタルシネマ」をリファレンスとしている。
映画『グレイテスト・ショーマン』を視聴。作中で印象的に登場する赤色は特に3LCDの本領が発揮され美しく、ステージの暗がりから光までのコントラストと階調性も見事。女優の表情の描写も、輪郭よりも肌の質感の表現によって説得力を生み出すようだ。
さらに、新4K衛星放送での画質も検証。SDR制作の番組を視聴すると、職人の技を捉えた4K映像は、まるで美術館で作品を鑑賞しているような雰囲気に。番組本来の色調で視聴するなら、暗室では「ナチュラル」モードをベースに、ダイナミックレンジ調整で輝度を引き上げた状態がベター。照明をつけた状態では「ブライトシネマ」が色の表現力も含めて楽しめた。
EH-TW8400/Wを視聴して、画質を決めるのはトータルの完成度であると改めて実感した。スペック以上に本質的に画質をケアする、安定のミドルレンジ機として高く評価したいモデルだ。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。