商品について
次世代の映像美と高音質をその手に
次世代の映像美と高音質をその手に
■Ultra HDブルーレイ対応
ソニー初のUltra HDブルーレイ対応
■UHD以外の映像も4K並みに高画質化
4Kアップコンバート60P対応、HDR→SDR変換
■ハイレゾにも対応した高音質設計
ハイレゾ再生・DSEE HXに対応
■便利機能
Bluetooth LDAC対応、Music Center、Wi-Fi内蔵(MIMO対応)
■ネット動画に対応
4Kストリーミング(対応〜YouTube/Netflix/Amazon)
ソニーの「UBP-X800」はエントリーモデルだが、日本国内向けモデルとしては同社初のUHD BDプレーヤーである。振動対策を施した独自開発のディスクドライブ、高剛性シャーシと、同社のホームシアター機器開発の流れを受けて作り上げられたプレーヤーだ。
本機でUHD BD盤『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観ると、夜のシーンの人肌、そして銃弾のシーンの金属の表現などは、UHD BDならではの情報量を引き出しているだけでなく、さらに一歩、艶と質感が加わる。HDRの眩しさの表現も抜けが良く、人肌の表現も丁寧。またチャプター後半にある暗闇に蠢くコウモリのシーンも階調が丁寧に描かれる。
チャプター8を観るとスーパーマンのマントの発色が鮮やかで、スーツの描写も質感まで伝わる。そしてチャプター11の非常にハイコントラストなシーンも、HDRならではの光のキレはもちろん、画面全体の情報もしっかりと引き出している。
UHD BD盤『ハドソン川の奇跡』のチャプター4のコクピットのシーンでは、画面全体の奥行き感がしっかり描かれて見通しもよく、機長の肌や乗客の服のしわなど立体的な質感をしっかり引き出している。
「UBP-X800」はエントリーモデルながら、UHD BDならではの質感表現をしっかりと再現できる、なかなか意欲的なモデル。画質性能のベースも高いと言える。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。