商品について
Quattroセンサーに最適化した専用設計の超高性能14mm F4レンズ(35mm判換算で21mm相当の画角)を搭載した超広角の高画質デジタルカメラ。
高い光学性能と91°の広い画角、被写界深度を活かすことで、建築物や狭い室内での撮影、風景撮影などに威力を発揮します。
■世界で唯一の「垂直色分離方式」
Foveonセンサーは、光の波長特性を利用し、シリコンの異なる深さに3層のフォトダイオードを配置して色分離する、垂直色分離方式を採用した世界唯一のダイレクトイメージセンサーです。垂直方向に色分離を行うため、単一セル内ですべてを記録することができ、豊かなグラデーションやトーンを表現できます。演算による補間もなく、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことが可能です。
■新開発Foveon X3ダイレクトイメージセンサー Quattro搭載
SIGMA dp0 Quattroには、新開発のフルカラーFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム Quattro)を搭載。トップ層の4ピクセルに対し、ミドル、ボトム層が1ピクセルとなる新たな3層構造「1:1:4」構造を採用しました。センサーが光の波長をブロードに捉えられる特性と輝度情報をトップ層で取得できることを利用して、トップ層では輝度情報と色情報を取得し、ミドル、ボトムの各層では色情報を取得。画像処理の過程でミドル、ボトムの各層で得たデータに、トップ層で得た輝度情報を展開する事により、全てのピクセルで輝度情報と色情報を揃えています。三層構造で垂直に色分離する原理はそのままに、最上位層から得た輝度情報をその下の層に適応させることで、高画素化と膨大なデータ処理の高速化を実現しています。
■3900万画素相当の高解像度
一般的なカラーセンサーは、解像情報をグリーンで取得している為、全体の画素数の50%の情報量となります。一方、Quattroセンサーは、トップ層の全てで解像情報を取得しているため、一般的なカラーセンサーに置き換えると2倍の解像度があると言えます。トップ層の1960万画素の解像情報により、約3900万画素相当の高解像度を実現しています。
■Quattroセンサーに最適化した画像処理エンジン「TRUE III」
Quattroセンサーのために新開発した画像処理エンジン「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine)III」を搭載。新世代Foveonセンサー「Quattro」から出力された信号を「TRUE III」によって、シグマ独自のアルゴリズムで画像を劣化させることなく高速処理し、豊かなカラーディテイルを損ねることなく、高精細で立体的な描写を実現します。
■高性能レンズ 14mm F4
高性能14mm F4レンズ搭載。蛍石と同等の性能を誇るFLDガラス4枚と、SLDガラス2枚の採用により、ディストーションを1%以下※抑え、レンズ性能を最大限に引き出し、開放から高性能でシャープな描写性能を発揮します。35mm判換算で21mm相当の広い画角(91°)とパースペクティブ、深い被写界深度を活かし、超広角ならではの表現が可能です。
※無限遠撮影時
■マグネシウムボディ採用
外観の一部に軽量で堅牢なマグネシウム合金を採用。高い剛性と強度を確保し、撮る道具として信頼性の高い、高品位な筐体を実現しています。