商品について
CentreCOM GS908M V2-4PSは10/100/1000BASE-Tポートを8ポートとSFPスロットを2ポート装備し、10/100/1000BASE-Tの4ポートがIEEE 802.3at準拠のPoE+に対応したギガビットイーサネット・インテリジェント PoE+スイッチです。
◆IEEE 802.3at PoE+
IEEE 802.3at準拠のPoE+機能を搭載しており、1本のイーサネットケーブルで通信データと高出力の電源を供給することが可能です。10/100/1000BASE-Tのうち4ポートが対応しており、ポートあたり最大30Wの電源供給が可能です。
◆PoE 最大供給電力 90W対応
ファームウェアバージョン2.4.0よりPoE最大供給電力が90Wまで拡張され、4ポート同時に22.5WのPoE供給が可能となりデュアルラジオ対応IEEE 802.11nワイヤレスアクセスポイントをはじめ、PTZ(パン/チルト/ズーム)対応のセキュリティーカメラなど、IEEE802.3at PoE+による広帯域かつ高い電源供給能力が求められる受電機器に対して優れた適応性を提供します。
◆ハードウェアパケットフィルター
ファームウェアバージョン2.4.0よりハードウェアによるパケットフィルターを装備しました。これにより送信元MACアドレスおよび送信元/送信先IPアドレスに基づいたパケットの破棄・転送処理をワイヤースピードで実現します。
◆UDLD
接続されている機器間において、片方の機器とトラフィックを送信できるが、もう片方の機器では、そのトラフィックを受信できないといった状態になった際に、該当ポートのリンクをダウンさせることで、スパニングツリーループ等を回避することが可能です。
◆ポリシーベースQoS
帯域制御、輻輳制御などのQoS処理をポリシーベースで実現します。ポリシーは複数のトラフィッククラスで構成され、それぞれのクラスに応じたサービス品質を定義することが可能です。
◆オートファンコントロール
ファームウェアバージョン2.3.2以降のファームウェア搭載時、外気温度が低温の場合に自動的にファンの回転数を変更します。ファン動作音によるノイズを抑制し快適なオフィスネットワーク構築を実現します。
起動時および内部温度上昇時にファンが自動的に低速または高速回転します。また、ファンが回転し始める外気温度の目安は、低速回転開始:15℃、高速回転開始:40℃になります。
◆IGMP v3/MLD v2スヌーピング
IPv4/IPv6のマルチキャストグループへの参加/不参加を監視する機能です。グループごとにマルチキャストデータの転送を必要とするポートと必要としないポートを管理しますので、帯域の無駄な消費を抑えることができます。
※IGMP v3/MLD v2スヌーピングのソースフィルタリング機能は未サポート
◆多彩なVLAN
IEEE 802.1Q準拠のタグVLANとポートベースVLANをサポート。さらにマルチプルVLANにも対応してい
ますので、セキュリティーを必要とするネットワークにも最適です。
◆EPSRアウェア
EPSR(RFC3619)リング内にトランジットノードとして接続することができます。障害検知/通知、経路の切り替えを瞬時に行うことができ、ネットワークのダウンタイムを最小限に抑えることができます。
◆高可用性・柔軟性
・0〜50℃対応※
動作温度50℃対応により、高温対応が必要となる環境への適応も可能です。
※PoE供給電力が75Wを超えた場合は0〜45℃
・コンパクト設計
210(W)×260(D)×44(H)mmサイズの省スペース設計となっています。
◆豊富な省エネ機能
通常運用時の消費電力を抑える省エネ機能をサポートしています。
・エコトリガー
LEDの消灯、ポートのシャットダウン、PoEポートへの給電停止、本体の電源オフを任意の日時に実行できます。省電力効果を実現するほか、ポートのシャットダウン時にはネットワークへの侵入を完全に防ぐセキュリティー機能としても効果があります。
・エコLED
本体前面の切替スイッチもしくは、ユーザーのトラフィック量に応じて、ポートLEDを消灯させることが可能です。ポートLEDのみの消灯になるため、ネットワーク設計や運用ポリシーへ影響がない範囲で、省エネを実現できます。
・省電力モード
リンクダウン中のポートの電力消費を自動的に抑制します。機器単位で有効無効の設定が可能です。