暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか。
「のると」ディレクター「みかほ」です。

「のると」は北海道は札幌市を拠点として立ち上げました、新ブランドです。
そしてデビュー作「僕らのカタチ、世界のカタチ」をお送りします！


あらすじは、と申しますと……

という感じ。

基本は学園ラブコメディ。
次第に不思議でシリアスなストーリーへと展開していく、というものになっております。

随所に札幌近傍の「名所」を配置してみたり、小ネタに使ってみたりとしておりますので、
少しでもユーザ様に気づいて頂ければうれしい限りです。
「のると」OHPにて公開の体験版、前枠・後枠にも「いつもの公園」を使っています。
（あ、いや正確にはミラーサイト様にて公開の、なのですが）
ぜひダウンロードの上、本作の雰囲気を感じて頂ければうれしい限りです。

さて。
「僕らのカタチ、世界のカタチ」発表以来、多くの方々から「もう一つの世界」とは何か？という問いを頂きました。
「もう一つの世界」が何かわからないから、広報の方々からも売りにくい、という苦情も多数！
う〜ん、反省しきり、とりあえず土下座です！

しかしまあ、体験版も第3話まで公開を終えましたし、いろんな事情も重なって、ここでさくっと公開！
ぶっちゃけなことも「よもやま」で公開です！

あの世、彼岸、冥界。そう呼ばれる「世界」では「もう一つの世界」と定義しています。
時間的にも空間的にも、主人公達の存在する世界とは異なるパラレルワールド。
このパラレルワールドはどんなところか、ということですが、ぶっちゃけ設定していません；；
おぼろげに、主人公達の世界とほとんど似たような、でももし行ってみればみれば
ちょっとは違和感があるかもという感じ、かもという設定ですね。
本作では主人公達の世界で繰り広げるドラマを描くことに注力しているので、パラレルワールドに行ってしまってからのストーリーは、
また別のお話、なのです（尺の都合もありまして……）。
そんなですので、いわゆる「世界系」か問われれば、「ええと……」と言葉を濁してしまうような、ちょっと違う作品でしょうか。

このパラレルワールドに最も近い場所が、本作の舞台「霞ヶ丘」。
そのようなパラレルワールドに宿命を持つヒロイン達とのドラマが、各ヒロインルートでのストーリーとなります。

■ヒロイン、未央(みお)。
主人公・和也の幼なじみで、幼なじみ・オブ・幼なじみ、スタンダード幼なじみともいえる存在。
双子の妹・真央と共に幼いときから過ごしてきた仲。しかし、未央は真央と一緒に生まれたのでは「ありません」。和也が真央と共に、霞ヶ丘で出会った、身寄りの見つからない迷子でした。
しかし、DNAは真央と全く同じ。未央はもう一人の真央であり、未央はもう一人の真央なのです。
「異世界からの迷子」それが未央。かくして、未央は坂元家で真央の双子の姉として育てられ、成長します。
和也と出会ったときの言葉を、自身の存在の証拠として……

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■ヒロイン、涼子(りょうこ)。
主人公・和也に何かと縁のある、でも迷惑千万な上級生。自分の為には他者を利用することを何とも思わない、唯我独尊なお人。

涼子に、血のつながった家族は存在しません。
あるときを境にこの世界から忽然と消えてしまい、涼子は一人残されました。さらに涼子は家族の思い出を持っていません。知り得るのは行政サービスに残っている一家の「記録」のみ。
失った家族の記憶を求めて、そして失った家族を求めて、涼子はひたすらあがきます。
「見えるはずのないモノが見える」
「逢うことのできない人に逢える」
霞ヶ丘の伝承が涼子の想いを支え、異世界への跳躍を試みます。たとえ、成功しなくても、何度でも諦めることなく。

そんな中、和也との仲が進むにつれ、涼子は自分の持っていない思い出を手に入れていきます。和也から流れ込んでくるかのように。
そして、全ての思い出を取り戻した涼子には、究極の選択が待っているのです……

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■ヒロイン、乃亜(のあ)。
天真爛漫、燃費最悪な元気っ子。和也の家に転がり込んできた転校生。（胸の大きさ以外は）悩みなど無いように思える、乃亜ですが、護堂の血筋の最後の一人です。

自身にインストールされたもう一つの人格ノアと共に、パラレルワールド間のバランスを取ることに使命を持っています。強引にでもパラレルワールドへのジャンプを試みる涼子とは、天敵同士。何度も激しく戦いますし、過去にも戦っているのです！
（おおっと、これは本編でも「はっきりとは」語っていない設定でしたか；）
パラレルワールドとの「扉の監視者」ノアと、その依り代・乃亜。

ノアの意識が存在することにより「扉の監視者」としての異能を備えるのですが、その代償として子を生すことはできません。
両親もすでに亡く血のつながった家族は存在せず、そしてそんな家族を作ることもできない。
乃亜は一人なのです。
だから、乃亜は寂しがり屋で、一人は嫌い。
はたして主人公・和也は乃亜の新しい家族たり得るのか……

とまあ、良いだけネタをばらした感もありますが、これ以上の展開は口チャック！

ぜひ製品にて、ご堪能ください！

まずは体験版にて、本作のテイストを吟味ください！


ディレクター みかほ
2009/8/27

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