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CREATORS LAND Selection「涙の自主映像製作道」

-Vol.2 濱中流 へっぽこ撮影技術論-

 映像制作の基礎は何といっても撮影技術!

 編集は試行錯誤が可能なので、時間をかけて完成度を上げていけますが、撮影は常に一発勝負、カメラマンの技量がモノをいいます。
とは言うものの、撮影技術についてみっちり語り始めると、分厚い本が上下巻で発行できてしまうので今回はごくごくカンタンに、初心者向けの撮影のコツみたいなものを紹介します。



●その1 ガマンしよう●
 初心者のカメラワークは、とかく落ち着かない事が多いようです。
撮影しているとき被写体を追っているつもりが、再生してみると不自然なズームが多用されていて見づらかったり、キメの画の静止が不十分で締まりが無かったりします。
 キメの画や静物の撮影は、心持ち長めに静止させて撮ります。
動きのあるものを追いかける場合は、フレームに余裕を持たせ、少ないカメラワークで追えるようにしましょう。
またズームは手ブレやピンぼけの原因になるので、ある程度上達するまではあまり使わない方が無難です。

●その2 静物(人物)撮影のコツ●
 最近のビデオカメラは技術の進歩により、ピントの合う範囲(被写界深度)が非常に広く、画面の隅々までハッキリ写るようになっています。
これはこれでありがたいのですが、静物や人物の撮影時には、全体的にのっぺりとしたつまらない画面になってしまう事が多いようです。
 やはり静物を写すときは被写体にピントが合って、背景はぼやけている方が印象的な画になります。
こんなときは、被写体からなるべく遠ざかって光学ズームで狙います。
詳しい説明は割愛しますが、カメラのレンズはズームすると、ピントの合う範囲が狭くなる特性があるのでこれを利用するわけです。
ただし、ズームした状態では手ぶれが出易いので、三脚などで固定して撮影した方が良いでしょう。
また、デジタルズームではこの効果は得られませんので注意してください。

●その3 両目を開けて撮影してみよう●
 大抵の人は片目をつむってファインダを覗いていると思います。
撮影内容にもよりますが、フレームの外が見えた方が柔軟に対応できることが多いので、両目を開けて撮影する練習をしてみるのも良いでしょう。

●その4 構図にも工夫を●
 被写体を画面の中央に据えるより、若干右か左に空間を作った方が収まりが良い場合があります。
特に人物を撮影する場合、目線の方向に空間を作るのがセオリーです。
ただし、画面にあまりに不自然な空間ができてしまうと、逆に収まりが悪くなります。
 複数の被写体を狙う場合は、あまり被写体が画面の一部に集中しないようにポジションを工夫します。
どうしても画面に不自然な空間ができてしまう場合、手前に静物等を配置して構図を調整すると良いでしょう。

●その5 手持ち撮影には一脚を利用●
 手持ち撮影の場合、どうしても手ブレが多くなってしまいます。そんなときに重宝するのが一脚。
これにビデオカメラを付けて脚を垂直方向に90度折り曲げると、業務用のビデオカメラのように脚を肩に乗せて安定させられます。
プロもこの方法で、家庭用DVカメラを用いた撮影をすることがあるので、試してみてはいかがでしょうか?




と、とりあえず今回はこの辺まで。

 こういったビデオの撮影や編集のテクニックやウラワザは、玄光社の「ビデオサロン」をはじめとするビデオ雑誌にも特集で取り上げられます。
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