商品について
Shureの高音質インナーイヤーヘッドホン、ハイエンドモデル「SE535」のスペシャルエディションが登場!
◆高遮音性デザイン
高遮音性イヤホンは、当初ミュージシャン向けのパーソナル・モニター・システムとして、大音量のステージ上で自身のパフォーマンスをモニターできるように開発されました。高遮音性イヤホンには騒音カット効果に優れたソフトで弾力性のあるイヤパッドが採用されており、小型の高性能ドライバーが生みだす極めて繊細なサウンドを、耳までダイレクトに届けます。様々なサイズや種類のソフトなイヤパッドを選択することで、より自分の耳に合ったフィット感をつくることができます。
◆高精度トリプルMicroDriver
シングルツイーターとデュアルウーハーで構成された3基のバランスド・アーマチュア・ドライバーを採用しています。新しいチューニングを施したアコースティックネットワークにより高域表現がより高められ、究極のリスニング体験を提供します。高域と低域が明確に再現されるよう統合されたパッシブクロスオーバーを内蔵しています。これによりかつてないディテールサウンドをお届けします。
◆ワイヤーフォームフィット機能付き着脱式ケーブル
SE535 Special Editionは耐久性のあるKevlarR強化ケーブルを使用しており、容易な交換とカスタマイズを可能にします。日常使用に最適な長さ(116cm)です。ワイヤーフォームフィット機能による確実な装着ができ、耳の上側に掛ける装着方法により、ケーブルが邪魔になりません。360度回転するスナップ・ロック機構を備えた金メッキMMCXコネクターにより快適な装着感を提供します。
◆スペシャルエディションカラー
赤色のイヤホンボディとライトグレーのケーブルという際立ったカラーコンビネーションがスペシャルエディションに相応しいファッション性を演出します。
SHURE「SE535」にスペシャルチューニングを施した限定モデル「SE535 Special Edition」。
なお今回は、SE535 Special Editionのエージングをほとんど行っていない「素」の状態で試聴を行ったので、あらかじめご了承いただきたい。
まずはジャズ「You look good to me」を試聴。クリアで澄み切った音で、霧が晴れたような印象。ハイハットの音の実在感や音の描き分けは、SE535よりはるかにレベルが上。これまで聞こえなかった音がしっかりと聞こえる解像感の高さに驚かされる。
楽曲にもよるが、高域の伸びはもちろん、中域の音の実在感が高まったことも印象的。ピアノの音の厚みが豊かになり、より音楽性が高まったという実感を受ける。
低域については、沈み込み自体はSE535とほぼ同レベルだが、描写の解像感は、これまで愛機として散々鳴らしまくったSE535の方が若干上回っていると感じた。ただしこれは今後、Special Editionのエージングが進めば改善される可能性が高いと思われる。
少しハードなロック、THE Raconters「Consolers Of The Lonely」を聴いてみると、Special Editionの魅力がよくわかる。ハイハットの音の鮮明さ、力強さはSE535とは明らかに別次元。ギターの耳をつんざくような音も、脳に直接飛び込んでくるような感覚を受けるほどだ。
とは言え、SE535の音に慣れているせいか、ちょっと高音が出過ぎじゃないか? と感じる場面があるのも事実。ただし、これもエージングがこなれてきたら良い感じになるかもしれない。
日本人の意見を多く採り入れて音をチューニングしたという本機。高級イヤホンを探している方なら、必ず一度は聴いてみたい製品だ。
文:ファイル・ウェブ編集部
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。