商品について
Deeply Immersive Audio 〜振動する深い臨場感〜
Deeply Immersive Audio 〜振動する深い臨場感〜
■Stereo Haptic Bass
従来の CRUSHER に搭載されたモノラルサブウーファーに対し、CRUSHER WIRELESS には低音域のステレオ再生に対応した Stereo Haptic Bass を搭載。
左右独立したサブウーファーの振動がこれまでにない立体的でリアルな低音域を生み出します。
音楽はもちろん、特に映像とリンクするように立体的な音作りをしている映画、ゲーム、VR などで使用した際にその世界に入り込んだような一体感を味わうことができます。
■一新された音響パーツ
一新されたオーディオドライバーはクリアで解像度が高く、サブウーファーとの繋がりもスムーズです。
また、安定した装着感のヘッドバンドと吸い付くようにフィットする形状記憶イヤパッドの組み合わせにより音漏れを気にせず力強いサウンドが楽しめます。
■最大 40 時間再生
振動するサブウーファーやワイヤレスを搭載しているにもかかわらず、充電バッテリーは最大 40 時間のロング再生を実現しました。
※使用状況に応じて時間は異なります。
■振動レベルを調整できるコントロールレバー
イヤカップに搭載されたスライド式のコントロールレバーによって振動の強さを無段階で調整することが可能です。
楽曲によっては低域が強すぎや弱すぎる場合にもヘッドホン側で微調整することが出来ます。
また、振動機 能はスライダーを完全に下げることで OFF にすることが可能で、必要ない場合は通常のヘッドホンとして使用できます。
Skullcandyの「Crusher Wireless」は、重低音に反応して“震える”ヘッドホン「Crusher」のワイヤレスモデル。音楽再生時に“震える”という構造は、超低音域の再生に対応したウーファー「Stereo Haptic Bass」によるもので、旧モデルのモノラルからパワーアップした。
実際に装着すると、大柄ユニットながらPUレザーを使用した形状記憶イヤーパッドで装着感は良好。“震える”機構があるから特別大型、ということもなく通常のヘッドホンとして使える。
バッテリーは約2時間でフル充電でき、振動機能オンの状態で最大40時間の連続使用が可能だ。なお、付属の3.5mmオーディオケーブルを使えば有線ヘッドホンとしても使用できる。
スマホとペアリングしてRADWIMPS『前前前世(movie ver.)』を聴く。振動の大きさはスライダーにより調整可能で、完全に絞ると“振動”は無効になり、音楽リスニング用として予想以上に普通に通用するサウンド。バランスとしてはドライにすべての帯域を癖なく出すタイプ。重低音は量的には若干強めだが、ベース音をメロディアスに鳴らすためロックにちょうどよい水準。
“震える”効果は、重低音がかかるとスピーカーユニットの振動で震えるような感覚で、まさしく体に音楽が伝わるといったイメージ。AVファンも気持ちよい音楽リスニング体験として受け入れられるものだ。
実際にロックを聴くと、ベースが反応するのがスライダーの1/5あたり、バスドラまで振動するのが1/3あたり。スライダーを引き上げると反応する音の大きさと共に音圧と振動が増え、1/2を越えると普通の音楽用としては大きすぎる程度。調整位置は特に意識しなくても、音楽を聴きながらスライダーを動かせば自分にハマるポイントにたどり着ける。
続いて、動画配信サービスdTVから配信中の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で体験してみた。銃声が入り乱れるド派手なアクションシーンと本機の“震える”体験はベストマッチ。映画らしい鋭く鳴る銃声は、耳を突き刺すような振動の移動で迫力抜群だ。爆音も映画館以上の大迫力。
音楽とエンタメに“震える”体感をプラスしてくれる本機。ただの高音質ヘッドホンでは物足りないAVファン、そしてスマホ・タブレットでエンタメコンテンツを楽しむ人は、是非とも一度その効果のほどを体験してほしい。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。