商品について
FENDERインイヤー・モニターのエントリーモデル
■FENDERインイヤー・モニターのエントリーモデル
カスタムメイド8.5mmチタン製マイクロドライバーが、最高域でも歪みなく、全周波数帯にわたって高解像度でクリアなサウンドをお届けします。小型・軽量化を実現し、プロのモニタリングだけではなく、ポータブルプレイヤーの再生にも最適な設計となっています。
■快適なフィット感と高遮音性ハウジング
特許出願中の薄型スリムなシェルと、耳に自然にフィットするイヤーチップが高い遮音性能を実現しています。
名門楽器メーカー「Fender(フェンダー)」のイヤホン「DXA1」は、ダイナミック型ドライバー1基だけのシンプルな構成。ドライバーはカスタムメイドの8.5mmチタン製マイクロドライバーだ。入門にも手頃な価格設定となっている。
内部のドライバー構成がうかがえるスケルトンボディは、心をくすぐられるデザインだ。実際に身に着けてみると耳全体へのフィット感が非常に高い。MMCXコネクターによりリケーブルにも対応する。
本機で聴いたRed Hot Chili Peppersのアルバム『The Getaway』は、パンチを効かせた低音から中低域のサウンドを特にしっかりと聴かせてくれる。ギターのリフはパスッと乾いたように弾ける立体的な感触が鋭く、エネルギーに満ちたバスドラムと合わせてロックサウンドの歯切れ良さを支える。
クラシックは良くも悪くも骨太なサウンドで、線が太く全帯域でパワフルさが前面に押し出される。一方でジャズは得意分野と言え、ダイナミックなリズム表現や各楽器の距離感の再現、そしてパンチ力に加えて粘りもあるベースがが心地いい。1万円強の価格帯でロックやポップスをメインに聴くためのイヤホンを探しているなら、DXA1は強くお薦めできる。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。