商品について
AKGの高いサウンドクオリティと高品質を兼ね備えたカナルイヤホン N20U。
◆新開発の高性能7mm径ダイナミックドライバーと、ベンチレーション・システムの搭載。
新開発の高性能7mm径ダイナミックドライバー採用に加えて、振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する
「ベンチレーション・システム」搭載により、サイズを感じさせないワイドレンジ再生と広々とした空間表現を実現。
また、豊かで厚みのある低域と、クリアで伸びやかな中高域が、残響音さえも余すことなく再現します。
◆音質とデザイン性を向上させる、アルミニウム合金の採用。
ハウジング本体には剛性の高いアルマイト処理を施したアルミニウム合金を採用。
耐久性を高めるとともに、音質に悪影響を与える不要な振動を抑えます。
また、金属素材は、スタイリッシュで洗練された高いデザイン性をもたらします。
◆装着感に優れたアングルド・イヤチップ構造の採用。
ハウジング部分から音筒が斜めに伸びる「アングルド・イヤチップ構造」を採用。
耳の奥までしっかりと装着することができ、装着時の快適性と安定性を向上します。
◆快適性を向上させる「ハイブリット・シース」構造のケーブルを採用。
ケーブルには「ハイブリッド・シース」構造を採用。
ケーブルのYコネクタから下部には、柔軟性が高く断線しにくい布製被覆を、上部には衣類などの摩擦によるノイズを抑えるラバー被覆を採用し、快適な使い心地にこだわりました。
◆Andoroid用とiOS用で切り替えができる、ユニバーサル3ボタンリモコン搭載。
背面スイッチでAndoroid用、iOS用の切り替えができる「4極プラグ対応スマートホン用マイク付ユニバーサル3ボタンリモコン」が搭載されており、
多様なデバイスでご使用いただくことができます。
オーストリアの名門ヘッドホンブランド・AKGから、新シリーズとなる「Nシリーズ」が登場した。
「Nシリーズ」の「N」はドイツ語で「Neue(英語でnew)」の意味。「新世代」「革新」といった意味がこめられており、“これまでのAKGに無い、全く新しいプレミアムライン という思いが詰まっているのだという。
その第一弾モデルとして登場するのが、イヤホン「N20」「N20U」、そしてノイズキャンセリングヘッドホン「N60NC」だ。
「N20」「N20U」のデザインを手掛けたのは、「Yシリーズ」を手がけたラファエル氏。アルミ製ハウジングは、柔らかな曲線と金属の質感が上品で洗練されている。
N20/N20Uの違いはケーブル部に取り付けられた3ボタンリモコンの有無。リモコン搭載機「N20U」のリモコンは、iOSとAndroid/Windows Phoneへの対応をボタン操作で切り替えられるという、他機種にない特徴も持っている。
今回はN20の最終試作機を先行して聴くことができた。本機もやはり若者向けの「Yシリーズ」を継承した重低音サウンド。例えば宇多田ヒカルの『Automatic』では、カナル型イヤホンとしては驚くほどの、空間的に震動を奮わせるような低音を気持ち良く響かせる。空間再現についてもスカっと抜けよく鳴らし、シンバルの金属音も確かな存在感を持たせつつシャープに聴かせるタイプだ。
藍井エイルの『IGNITE』を聴いても、ボーカルをピシャリと立てながらもダイナミックに音楽を響かせ、演習的に響かせる低音のエネルギーで押し切る。ジャズやクラシックの音源には低音がボリュームたっぷりで派手目に聞こえがちだが、現代的な音源を思い切り愉しんで聴くならそのポテンシャルは相当のものだ。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。